アーロンの部屋に新しい机が出来たと聞いて、名前は早速部屋へ赴く。コン、…コンコンとノックをすれば、入れと返事が聞こえた。


「失礼します、アーロンさん」


アーロンは本に落としていた視線を名前に向ける。楕円形の眼鏡かけた彼はギロリと睨むもいまいち迫力に欠けた。


「…目当ては机か」

「!? 何故…」

「小脇に本抱えてんだから大体の察しはつく。先に言っておくが、椅子は貸さないぞ」

「牽制ですか。…あれ?じゃあ机は自由に使ってもいいってことですね!」

「…使えるモンならな」


アーロンは読んでいた本に視線を戻した。名前は少々むっとしながらも机に近寄る。
机はアンティーク調で出来ていて、名前の胸辺りまで高さがあった。幅も随分と大きく、小さめの人間ならベッドに出来そうなほど。


「…立ちっぱなしで読書をしろと仰るのですね」

「そうだ」

「…せめて膝…いや、やってやりますよ」


アーロンの横に立ち、机に本を置いて読み始める。

暫くして足が疲れたのか片足を上げては下げてを繰り返し始めた。…また暫くして、机に寄りかかって腰を突き出すような悩ましい体勢になる。アーロンはそれを横目で見、棚に本を戻して声をかけた。


「…名前」

「…はーい…」

「シャハハハ…随分疲れてるみてェだな」

「…もう床に座ろうかと思ってました…立ったままだと集中出来ません…」

「一休み、するか?」

「…はい!……?!」


パァアっと目を輝かせてアーロンを見上げれば腰をがっしり掴まれ、軽々と机の上に座らせられた。同じ目線になり、名前は頬を染める。


「ア…アーロンさん、机に座るのは行儀が悪いです…」

「…なら寝転がれ」

「それは余計に…うわ」


急に肩を押され、アーロンに背中を支えられながら真後ろに倒れ込んだ。


「…あの」

「…イイ高さだな」

「はい…?」


レンズ越しに目を細め笑うアーロンに危機感を覚えた名前は机から降りようと身をよじるが、両腕を掴まれ頭の上で押さえ込まれた。
空いてる手で器用に名前のサンダルを脱がし、片足を掴んで机に乗せる。


「アーロンさん…?あ、の」

「体格が全く違うからな。いつもは座っているが…この体勢はどうなるか、知りたくないか?」

「…何の話ですか」

「コレの話だ」


名前の膝丈のスカートを捲り、露わになった太ももを撫でればビクリと体が跳ねた。


「っ…!コレって!」


足を閉じようともアーロンに阻まれ、動いたことでスカートは衣服の意味をなさなくなった。アーロンは更にブラウスを捲り上げ、下着のホックも外す。


「…なかなかイイ眺めだ」

「や…見ないで下さい…!」


名前は視線に耐えられずに横を向いた。アーロンは脇腹に手を這わせ、撫でながら胸の膨らみを軽く揉む。


「ん…!」

「そそられるな」


グッと下半身を押し付け、主張しているそれを名前に知らしめた。ビクッと体を揺らしたのを見、口角を上げる。胸の先端を弄れば小さく声を上げ、息も荒くなった。


「んは…ぁ…ッぁ…!」

「シャハハ…!もっと声を聞かせろ」

「や、やだ…あっ!」


腕を動かしても押さえつけられたまま。悶えるように声を上げればアーロンは満足そうに笑った。胸を弄っていた手を腹に這わせ、ゆっくりと下へ持って行く。そこは下着越しでもよくわかるほど濡れていた。


「いつもより濡れているんじゃないか?」

「っうあ…!」


ちゅく、
音をたてながら愛撫し軽く慣らす。


「ふ、あぁ…っ、アーロンさんっ…」

「オネダリの仕方は教えただろ…?」


名前はもじもじしながらアーロンを見上げた。それではダメだと言うようにシャハハハ!と笑う。


「ア、ロンさん…せつない、です、おねが…っ!」

「何を?」

「もうッ…い、…入れて…下さ…ああっ!」


アーロンは言い終わる前にたぎったものを埋め込んだ。


「ア、あ…!や、深っ…!待っ、て待って!」

「っは、さっさと言わねェからだ」

「やあっ!?あ、んぁ、アっ!」


容赦なく腰を打ち付け、名前を追い詰める。


「ひ、や、あん、ん!うでっ…!腕離しっ…アーロンさん、アーロンさんっ…!」


腕を解放してやればすがりつくようにアーロンに向かって手を差し伸べた。少し屈んでやれば必死に抱き付いて名前を呼んだ。レンズ越しの眼光が優しくなった。


「く…!名前締めすぎ、だ…」

「んや、はぁっ…!ァ、あ、あ…!」

「…名前」

「だ…め、アーロンさんっ、や…ッあぁあ!」

「…おれがまだだ」

「っふあ!や…?!」

「ッ…!」

「あ、んん、…んっん、ひあ…!ま、た…!だめ、だめ!やあー…ッ!!」


二人は同時に果て、部屋は暫く荒い息遣いしか聞こえなかった。


そして数日が過ぎる。


「…どうした?机使っていいぞ」


相変わらず楕円形の眼鏡をかけたアーロンはニヤニヤしながら名前に机をすすめる。


「おっ、お断りします!ま、またされたら…!」

「あの体勢もヨかっただろ?名前のオネダリもイキ顔を見下ろすのもゾクゾクしたなァ…」

「やめてえええ!」

「シャハハハ…!」


机は危険!


(…疼いてきたな)
(!?)
(…名前、こっちへ来い)
(や…やです)
(来い)
(…!!)
(無理矢理と合意、どっちがいい?)
(わかりましたから無理矢理はやめて下さいぃい…!)








アーロンさんに関して物凄いシンクロする(寧ろフュージョンしちゃいそうな)弛亞さんに捧ぐ。
アーロンさん裏で…す…うはあ!
異種族×人間!眼鏡!本!←

アーロンさんアーロンさんアーロンさんアーロンさryな旅人ですのでこれからも仲良くしてやって下さい!
素敵なリクエストありがとうございましたっ(゚∀゚*)
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