「ドフィさん!ドフィさん!いつになったら私に任務を任せてくれるんですか!」
「うるせえな…お前には任務なんてやらねえよ。それが罰ゲームだ」

ソファに腰掛けるドフラミンゴの背中に抱きついた彼女は不満そうに黙り込む。

「フッフッフ…ゲームに負けた自分を恨むんだな」
「…ベビーちゃんにはゲームすらしないで任務を頼むのに?何で私だけ?いっつも負けるし。雇い主であるジョーカーの為に仕事したことないし」

太い首に回した腕をゆっくりと絞めながら呟いた。

「雇い主を殺すのか?行き場所が無くなるなァ。不満ならおれに勝ってみろよ」
「…もう」

ごち、と軽く頭突きをして離れるとソファの背もたれを飛び越えてドフラミンゴの隣に座る。手招きされるとゆっくりと近付いた。

「さっさと来いよ」
「うわ、」

肩を引かれて倒れ込むと自然と膝枕になる。彼女はごつごつする枕に眉を寄せて起きあがろうとするも、肩を押さえられたまま動けない。

「…ドフィさん」
「お前はおれの愛玩動物でいいんだよ。仕事はおれを癒すことでいいだろ」
「…性的な意味で?」
「フッフッフ…!性的な意味でもいい。兎に角、此処に、いろ」
「……雇い主の命令ならば、」

肩にあった手は彼女の頭を撫で、穏やかな時間が流れる…。






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