「レイさん、此処が何処かわかってますか…!?」
「わかっているからこうしているんだ」

彼女をテーブルに座らせて閉じようとする足を開かせながら間に膝立ちになるとくすくすと笑う。顔を真っ赤にさせて抵抗するも男の力にはかなわなかった。

「キッチンでこんなことしないでください!」
「ほう、こんなこととは?」

わかってるくせに、と言いたげに睨みつけて見下ろす。

「かわいいな…本当に。さて、これからもっとかわいくなってくれ」
「やああ…!」

スカートを捲り、内腿に口付けた。びくり、と身体を跳ねさせると足をじたばたさせる。

「…そんなに嫌かね?」
「やです!レイさんのばか!」
「そうか、すぐにもっととねだるようになるから安心しなさい」

口角を上げて笑いながら内腿に舌を這わせ、足を大きな手のひらで撫でた。
彼の言うとおり、甘い声でねだるようになるのは数分後…。


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