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「っちょお、お前らっ!やっめ…いでででででで?!!」



「先生いいいいいい!!ぐすん、先生の事は忘れません!」




「勝手に殺すな!」




食堂内は皆の動きが俊敏すぎてあまり前が見えない。意をけして二人で中に入るとぷーだ!とかぷーちゃんだ!と人の名前を呼ぶ声が聞こえたと同時に先生の叫び声があがる、あ、この先生ぷーって名前なんだ。






「ちくしょういてえな!」



「先生にっんきっものー!ぷぶぶ、あべしっ?!」



「効果音が古いなお前!」





手を添えて笑っていると背後から何かが飛んできた。ちくしょう油断したぜげふお、食堂にこんなにトラップを仕掛けないで学生達…!!まだ、まだだ凛!立つんだ凛!!





「…お前めでたい奴だな、」



「めでたい…鯛…鯛飯食べたいよおおおおおお!!」



「そーゆー事言うな!腹減るだろーが!!」



「うおっ、先生足元!!飛べガンダム!」


「っ?!何だよこいつら一般生徒がこんな俊敏なのか?!」



「人間食に関わればレベル18536上がるんですよ!」



「まじかよ!やべえなそれ!」




ですよね!と聞くだけなら明るい会話だが実際はかなり危ないんだよ!さっきから鈍器が当たる音がして怖かったけど見ちゃったんだよ!水道管振り回して大量にパン持ってるマフラーの人!!怖すぎるよ!あれ、死んじゃうよ!







「げえ、イヴァン…」






「え。あれ先生ですよね!あれ体罰ですよね!!?」






「知らねえのか、お前」



「何かですか?」








もうすぐ食堂のカウンター、という時に先生が意味深な事を言うから顔を伺うとやつれきった顔で「食堂内では先生も生徒もないんだぜ」と言った。多分この先生はそういうルールがあっても生徒に何もしないんだろうな、いかにも攻撃しそうなのに。










(生徒思いなんっすね、先生!)







「おい、着いたぜ!」



「よしきたあっ!!」







「魚の唐揚げくれ!!」
「コロッケサンド一つ!!」






ばん!と同時にカウンターを叩くとおばちゃんが笑顔で売り切れだよ、と笑った。









「…」
「…」



「どうしても欲しいならそこで争ってる中に入りんさい」








「…先生」
「…帰るか。」







何も持っていないのに何か飛んできたりスライディングされてきたり何だこの食堂は、と言いたくなるような食堂からやっと出る事ができた。









「…何か虚しすギルぜ!」



「お腹すいたあああああ!」






「今日は来るのが遅すぎたからな。…まあ面白かったぜ?お前、名前何つーんだ?」






「春日凛っす、えーと…クマノ プー先生?」






「誰だよ!!?」




「え…はちみつ大好きな熊の着ぐるみを被ったおっさん…ですかね…?」






「夢壊すな!プーさんは熊だ!…ってちげえ!俺様はギルベルトバイルシュミット!」






「長いです!」






「先生…いや、ギルでいいぜ、お前は戦友だからな!」







「了解しました!次は早く行きましょうね!」





「おうとも!」







(おかえり凛、
収穫なし的な?)
(んー?いや、戦友が一人!)
(戦友?誰なの?)
(ギル)
(きゃあああああそれ
詳しく話してよ!)
(落ち着きなよ湾さん…)



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書きながら話を考える
くせをそろそろ直さないと
ぐっだぐだですね/(^O^)\
▼ぷーたろ先生と仲間になる、
→なる
→ならない
→着ぐるみをはがしておじさん出す。



0902