07
今年になってから担当の先生の顔のレベルが高い。去年はおっちゃんとか愛想のいいおばちゃんだったのにあ、でもエリザ先生は超絶美人だなあ、うん。
何の陰謀だとでも言っておく。いやでもカリエド先生以外は眼中にな…いはず、
「いやちょっとかーくらんだ先生の爽やかスマイルとか本田先生のドエロボイスとかボノホア先生の色気とかエリザ先生の爆乳にはあはあしてなんか…しちゃったんだからばっかああ!」
「色々問題発言じゃね?」
「名前が違うわよー」
「ボノホアじゃなくてボンドアだしー」
「違うよボヌフォア!」
下駄箱で話してから仲良くなったトーリスとフェリを交えてお弁当、といきたい所だがここで事件が起きた。弁当がナイダト…?!
「あれ、どうしたの凛ちゃん?」
「トーリスうううう!!まいお弁当が!神隠しだよ!」
「お弁当が神隠ししても意味ないよ多分!忘れてきたんじゃないかな、?」
「ああああ…今日は大好物だったのに、ちくしょう!」
ぐうううと鳴るお腹と一緒にぐうううと口から言葉を出す。大好物、と聞いてあからさまに嫌な顔をする香と湾に二人が気になったらしく首を傾げた。
「聞かない方が良い的な、聞いたら食欲半減」
「えーなんなん?気になるんだけどー」
「んー、一言で言うと…さきいか、かなー」
「…うん、何かちょっと嫌な予感がした。」
「ちょ、さきいかなめたらエクソシストの真似して追っかけるかんね!」
「凛、あれアングル的に色々駄目っす。やったら俺の殺虫剤が火をふく的な、」
ぎろりと睨む香が怖くてHAHAHA!と笑ってみせる。しかし皆が食べる中一人黙って見てるなんて無理に決まってるー!お金あるし、・・・行くしかないよ!
「食堂いってくる!」
「え。凛一人で大丈夫なの?」
「う。うん、春日凛のパワーで蹴散らしてくれる!」
あーっはっはっはっはと高笑いしながら教室を出るが大丈夫な気がしない。何故か食堂はいつも戦場と化しているのだ。途中から入るなんて命キケン!と言われるくらい怖い。
(あー、トラウマあるんだよなー)
踏まれませんように踏まれませんように!と下を向いてぶつくさ呟きながら歩いていくとだんだん悲鳴やら高笑いやら泣き声やら機械音やら恐ろしい音が聞こえてくる。あ、死ぬかも。
「死にたくなーい、いや、死ぬはずなーぶふっ?!」
「うおっ?!お、おまっ、前見て歩けよ!びっびびびびびびっくりしたじゃねえか…!」
食堂の入り口で人とぶつかってしまった。それは銀髪で赤目…前会った事のあるようなないような先生、だっけ。えらい驚くからえらい申し訳ないんだけど何か虚しいや。
「先生、も食堂…ですか?」
「まあ、な…こええけど。お前もか?」
「ええ、さきいかのかわりに!」
「そうか。…入れよ」
「いえいえ。先生から」
「後でいいぜ」
「私最後とーっぴ!」
「いやさらに俺様が最後とーっぴ!」
懸命な顔で必死に譲り合う。だって怖いから相手がやられてる間に行きたい、でもこれじゃあラチあかないじゃないか…!ヘタレか!
「じゃあよ!一緒に入ろうぜ!」
「おうとも!でっでも絶対裏切らないでくださいよ!絶対!」
「お前こそ裏切んなよ!」
食堂へいざ出陣じゃあ!!
(まず、走れ)
(了解した!先生は何を?)
(唐揚げ、魚のだ!)
(私はコロッケサンドです!)
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食堂はデストロイな設定が
何だか楽しくていい^q^
ろさまはいつも楽々買ってる
といいな^q^
ぷーたろと共同戦線!
0830