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骨ばった手にがっちりした胸板、鎖骨はやけにエロくてたまらない。喉仏も妙にエロスむんむんでごつごつした指もエロスむんむんで…



「腰回りもエロスむんむんで…むんむん…はあ、はあはあ…カリエド先生…剥きたいむんむんエロスで、はあはあ」
「落ち着け凛」



「っつうううわあああつむじがやられたあああ」



すでにルートの必殺技と化したその名も「教科書丸めて叩く」が私のつむじがにクリティカルヒット!つむじに2のダメージ、痔のレベルが上がったチャラーン。



「いつもいつもつむじ狙うだなんて…ルートそれでも委員長なんすか!」


「お前の身長的にそこにあたるんだ。」



「遠回しに可愛いとか言わないでよ凛さん照れちゃうえっへっへ。」


「そんなことは遠回しにでも言ってないのだが。」



丸めた教科書を持ったまま腕を組んで呆れているルートに照れなさんな照れなさんなとによによ言えば哀れみの目を向けられた、あれ、心臓が痛いぞ。



「でも落ち着かずにはいられないよルート、カリエド先生だよルート、エロスむんむんではあはあだよルート、これでも落ち着けと言えるのかルート!ちなみに鎖骨フェチだよルート。」



「語尾を俺の名前にするな…俺が変態みたいじゃないか、」



「遠回しに変態とか言ったら駄目」



「今のは遠回しではないんだが。」



「しっつれいなー…ふふひへひひ…」



「…」



彼から視線を外して窓の外、眩しいジャージ姿でグランドを駆け回っているカリエド先生に向ける。いいなあ一組男子、カリエド先生と授業でサッカーだなんて。どさくさに紛れてあんなところやこんなところを触り放題じゃないすかー!え、反則?んなもん本田先生に食わせとけ!ああもうカリエド先生萌え、今なら湾がよく言ってる萌えの意味がばっちりわかるよ萌え萌え。



「うふふふ萌え萌え」



「お、おい凛…」



「んあ?何だい委員ちょ…うげっ」



こそこそと注意するようにそう言うルートの方向を向けばわーお、かっこ泣き。



「私にうげ、だなんて。私の授業を受けずグランドを見てにやにや笑っているだなんて。」



「ほっ、ほほほほほほんっ、せんせ…」



「…覚悟はできてますね、凛、さん?」



「いぎゃあああああ」



…そうでした、今、現文の時間でしたちくしょう相変わらずゴーヤ苦いな!




(罰として放課後、下僕。)
(ええええ?!!雑用通り越して下僕?!)
(しっかりと働いてくださいね)
(助けて委員長!)
(…)
(裏切り者!)


▽▽


ゴーヤも必殺技。どこから出すかは国家機密。


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