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わが校はごく一般の共学高校である。だがしかし、他校とはひとつだけ違うことがあるのだ。それは生徒も先生も立場関係な…以下略、トラップや様々な武…以下略、奥で微笑むおばち…以下略、王道メニューからお茶漬ケーキなど変わ…以下略。



「すなわち…以下略な食堂なんっす!覚えておいてくださいねジョーンズせん…よっせい!」



「以下略が多くていまいち理解できないんだぞ」


「とりあえず弱肉強食な世界なんっすよ!っいだ?!おいこるああああ今私の膝かっくんしたやつ誰じゃあああたわし装備でするな馬鹿痛いよおおお」



「膝にたわし装備かい!すごいよ!ベリーストロング!!かっこいい!」



「心配してほしい!私の膝裏を気づかってほしい!!」



ゴーグルはさすがに視界が狭まるらしくヘルメット装備のジョーンズ先生は両膝にたわしをつけた男子生徒を見てはかっこいい!と興奮している。あれは膝下に布がない対女子用の武器っすね、ちくしょう男が女を狙うたあ小さいぞ!!



「そしって先生っ、この食堂で一番危ないのが…イヴァン先生で…すっ!」
「呼んだあ?」



「…ぎゃああああ出たああああ?!!」



「ohイヴァン!前に俺からとったの返してくれよ!」


「えー、やだよ」


周りの蹴りとかたわしとかデッキブラシとかをあっさりと止めながら話をはじめる2人に私はついていけない。必死に「食のためにすすめ2号byギルベルト」を振り回して必死に2人の話に耳を傾ける。聞こえるのは雑音ばっかりっすけどね!



「そんなに返して欲しいなら僕のお腹でも裂いたら?ふふ」



「何だい君、俺に恨みでもあるのかい!」
「あるよー」
「あるんですかいっ?!」


「わ、今良い感じのテンポだったね」



「そうっすね!」



「何なんだい君たち。」


私は考えたのだ。2人の間に立てば攻撃は防げる…と!!天才!というより頭良い!あー違う、賢いな私!



「全部同じ意味だよ〜凛ちゃん相当馬鹿なんだねー」



「…?!!わ、私の名前を…何故?!!」



「いや凛、つっこむ場所はそこじゃないと思うんだぞ」



「王くんとかギルベルトくんとかが君を呼ぶの聞いてたし、この間水道管ぶつけちゃったから」



「ああいえいえ、別に謝らなくても…」
「え?謝ってないし謝る気もさらさらないよ?」



悪魔だこの先生。いや、魔王だ、本田先生とは違う意味の魔王だわこりゃ。


「もうわかったよ、前の事はさっぱりわすれるから二度ととらないでくれよ!?」
「やだ」



わー魔王2ものすごく良い笑顔だー。破壊力満点の素晴らしい笑顔ですね、これはなかなか好評価ですよ魔王レベル高いですよいい線いってます。


「僕、君のお兄さんのこと嫌いなんだー」



「俺まったく関係ないじゃないかー?!!」



「彼と同じ血が流れてる時点でアウトだよ」



「ジョーンズ先生どんまい!よし一件落着!では私はつくねヨーグルト買ってくるんで!」



「わー君チャレンジャーだね、変なもの食べるから頭も変なんじゃない?」



「いらっ」



「コルっ」



「…」



「…凛、何後ろに隠れてるんだい」





(コルコルコルコル…)
(ひっぐううううジョーンズ先生ははは早く行きましょう…!)



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