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昼休憩。可愛いお弁当を囲んで友達との楽しいお話を楽しむ憩いの一時…。な の に、何で私は英語教官室なんだ何で私はこんなに馬か…いやいや馬鹿だなんて違う違う、たまたまなのだよバタ子さん、追試かかりすぎだよとか言わないでジャマおじさあああん!
「ジャムおじさんだっつーの!!アンパンマンなめんなよ!!」
「…。ふう、私ったら何か見えるわ、わかるわジャマおじ様。これは幻覚なのね。」
「ジャムおじさんのランクが上がったね、」
「凛ちゃんアンパンマン好きなんやー!親分も好きやでえ!」
「っきゃうわああああ!!!カリエド先生私も大好きですううう!フランシス先生素敵いいい!!」
「っうおい!何だよこの態度の差?!俺様切なすギルぜー!!」
英語教官室から、いやぽこぽこ怒るアーサー先生から死ぬ気で逃げて角を曲がってぎゅいーんと走り出す。息がきれはじめてぶつぶつ言っていたらきたこれ。カリエド先生はあはあフランシス先生はあはあ!
「凛ちゃんすごい顔しとるでー、」
「デンジャラス凛なんで。」
「何そのマツコデラックスみたいなの。」
「ちょっと狙ってみました。それよりこのトリオは珍しい…ですね、」
「そーか?」
そーです。だってカリエド先生とフランシス先生とギル…共通点が見つからないよ。体育と数学と社会…ううん?
「この二人とはね、学生のころから一緒なんだよ、」
「最初に会ったんいつやったっけ?」
「小3からだぜー、多分だけどよ。」
「あ、じゃあ小2からだ、」
「何で俺様信じねえんだよ!」
「やってギルちゃん、ぷーやし…」
「ぶふふぷぷっ!!!」
「なっ、凛!笑うなよ!!」
ああだこうだ言い合う先生はいつもとはすこし違って見えた。…まあギルは相変わらずだけどね!何というか柔らかくなったというか…何か嬉しそう。まあギルはいつもと変わらずだけどね。
「何かお前変な事考えただろ!何か失礼な事!!」
「いいえ!脳内は年中オールでカリエドティーチャーとランデブーやっふるふい!な事ばかりでありますからして!!」
「わー、先生でええの?嬉しいわあ、」
「っつああああ鼻血が、!鼻血で顔が汚れて力が…力がみなぎってきたあああ!!」
「っだっからアンパンマンなめんな!!」
(ああもう、ほらティッシュ。)
(フランシス先生女神!!)
(先生はお兄さんですー、)
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