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生徒と先生の禁断の恋…ああなんて素敵な響きなのかしらジョセフィーヌ。焼けた肌に翡翠色の瞳、凛々しい声にがっちりした体、何より太陽のような眩しい笑顔!はああああんっ!何て素敵な響きなの?!







「…何で踊ってるの凛?」






「ふお?!おはよう兄妹!今年もカリエド先生が担任になるように舞を!」






「…shall we dance?」





「oh!yes!!」




ちゃーらーちゃーららーと周りにぶつかりながらも突然カルメンを踊り出す二人。ぶつかられた相手は可哀想に、大体が急所かみぞおちにずどん、だ。そんな迫力120%なカルメンを真顔で踊っていると二人とも!と湾が大きな声をあげた。







「クラス発表でたよ!三年間同じクラス!やったっ!」





「まじスか?」





「ふおおおおおおおおお!先生!先生は?!愛しのカリエドティーチャー?アーユーオーケー?!」







「凛、英語の使い方残念すぎる的な、」







はあはあと息遣いを荒くして歓喜の声やため息で騒がしい人込みの中、少し離れた湾に言うと前へ前へへとクラス名簿の方へと進んだ。ついに彼女の姿が見えなくなったと思った瞬間、またあの甲高い声が響く。






「カークランド先生だって!!」







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「・・・。」




「ドンマイ凛。ぶっちゃけ俺的には良かったとか思ったんすが眉毛とかまじムリ」





「・・・。」




「あららー落ち込まないで凛カークランド先生すごいイケメンだし!女子に人気だし他の子なんか嬉しすぎて失神した子もいるんだから!」






「私には…カリエド先生しか見えないの!去年に時間よ戻れええええ!!!」





「そこうるさいぞ!…えっと…春日凛!」







クラス名簿を見て戸惑いながらも私の名前を呼ぶ男、アーサーカークランド先生。日本でもかっこいい先生が多いとかで有名なこの学校で常にトップを走る先生。綺麗な金髪に透き通る翡翠の瞳、細身でいつも身に付けるものはお洒落で紳士、人に好かれやすくて爽やか…








「…湾何でそんなに詳しいの」






「だってネタ…うっ、あははっこんなの皆言ってるもの!」





「へえ、でもカリエド先生の方が素敵だよ!カリエド万歳!今すぐ抱き締めてfor me!」





「凛…だから英語…」






「っだあ!注意した矢先に!英語の使い方変だし…俺が担任になったからはクラス全員、みっちり英語叩き込むからなっ」






私に怒ったかと思えばクラス全員に英語宣言しやがった。…私英語嫌いなのに!得意科目?はっは、体育に決まってるじゃあないかバッキャローめ!








「…ジャージ姿のカリエド先生萌えええええ!!」






「ああもうお前後で英語教官室来いよ!」







(うは、つい…)
(あ、カリエド先生なら
隣りのクラスの担任だってー)
(ぐああああああああ)
(春日!)



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まず最初に10万打ありがとうございました!!ぼちぼち皆さん出てくるので…!初めだから長くなってしまいましたね、最後に…本田が先生とか萌える^q^ww←←


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