ロリショタペド糞野郎




「おや、ピンクですか。」


「…」



「駄目ですよいまりさん、貴女にはきっとこの熊さん柄が似合います!」



「ぎっ、」



「ぎ?」



「ぎゃあああああ」



私のお気に入りでもないピンクのパンツが、世界にこんにちは今日も過労死しない程度に頑張っていこうじゃないか状態で露になり…って何を言ってんだ私!と混乱する中、コンビニの裏でゴミ袋を抱えた私の何か汚い叫び声が響きわたる、ただいまAM8時。




「おやおやおや、顔が真っ赤ですねえ、照れてますね私の…求愛行動に。」
「宇宙に帰れよロリショタペド糞野郎。」



「私はロリコンでもショタコンでもありません。…ただ貴女に1サイズ小さいスク水を着せて「おっお兄たん」と…い、言わせたいだけ…です!」



「鼻血を止めろロリショタペド糞野郎。」



おっと失敬!といちいち癪に障る声でさっき私につきだしていた熊のパンツで鼻を押さえる彼はメフィストなんたらさん。ピエロみたいな奇抜な格好をしているただのロリショタペド糞野郎だ以上説明終わりはい解散!



「ちょっと待ってくださいいまりさん、とりあえずこの熊さんを…」



「あんたの汚ない液体が着いたもんはけるかー!」



「なら僕のが付いた下着はきますか?」



hahahaと軽快に笑うこいつがうざい。他の人はただ変態で気持ち悪いだけだけどこいつだけは超絶うざい。さっさとコンビニの中に入ってドア閉めようと思っていたのにまさかの来客。…いや、コンビニ入って何か買えよ、何でわざわざコンビニの裏側来るんだよ。



「これはこれは奥村くん、第一声がそれは如何なものかと。」



「(お前もな!)…あー、お客様、入り口はこちらではありません。」



「はは、そこに入り口があるじゃないですか。」


爽やか笑顔を浮かべて私の下半身、詳しく言うのは恥ずかしいので擬音語で言うとアッー!な箇所を指さす奥村雪男。…もう嫌だ。



「指ささないでください」


「まだ挿してないですけど…」



「日本語って難しいや。」



「それはそうといまりさんこの熊さんパンツ…いや実はうさちゃんパンツもあるんですが」
「良いから帰ってパンツ野郎っ!」





変態ファイル8

(何や騒がし…ってうっわ二人かいな…)
(助けて勝呂くん血のついた熊さんパンツはかされそう!)
(ええ大人が何させようとしとんねん早よぉいねや!)
(やだ勝呂くんカッコイー!)
(お前はええから仕事せえ!)


▽▽


メフィストさんってロリコンっぽいですよね。私的なイメージですが。


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