日常に物足りなさを感じる日々、とりとめのない不安が頭をよぎる夜、もう一度だけ夢を見ていたい朝。



周りに人が居るのに感じる孤独感に押し潰されそうな毎日、私は大丈夫と自分を作って必死に笑う虚栄心むき出しの毎日。



辛かった、よくわからない衝動にかられて。辛かった、脳内を巡る妄想にとりつかれて。



そんな時、見つけました。たった一人のあなたを見つけました。笑顔の素敵なあなたを、見つけました。



隣りに居るだけで穏やかな時が流れ、無言さえいとおしく感じた一時。あなたが笑えば、曇り気味な左胸の奥も頭の中も一瞬で晴れていきました。



あなたとならば幸は倍になり、悲しみは半分になる、使いまわされた表現で薄く感じてしまうかもしれないけれどぴったり当てはまる。お互い別の場所で産声をあげ、別の場所で過ごしてきた彼と分かちあえる喜びを知った。



生きていて良かったと心から思える日が来た。例えそれが瞬間的な事であれ持続的な事であれ、あなたに巡り合えたことに感謝。



君に、ありがとう。
日々にありがとう。
世界にありがとう。



そして、私にありがとう、これからもどうぞよろしくね。



たったひとりのあなたを見つけました
(それは何億分の一の奇跡であって、)
(何億分の一の運命であると)
(信じて今日も上を向く。)



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