只の平日の筈だった


題名に続く言葉は「そんな訳が無い」
ものすごく適当ですごめんなさい
キャラ崩壊注意


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朝起きたら


『おっはよースクアーロ!!お誕生日おめでとぉ〜!!私が一番最初かしら?きゃーっ!!そうそう。今日はあなたの為に、あなたの為に!!ボスが誕生パーティーを開いてくれるから必ず来なさいよ。必ず来なさいよ!!皆で待ってるわよ!! ヴァリアーの紅一点ルッスーリアより愛を込めて』



地獄行きの切符が置かれていた

「逃げるか」

迷うことなく即決

当たり前だぁ゙…

誕生パーティー?




逝去パーティーの間違えだろがあ゙あ゙ぁ゙…!!



持ち物…特にいらねぇな。数日なら食わなくても生きていける

財布は…一応持つか

携帯。誰が持つか。決して持たねぇ

てめぇだけは絶対ここに置いていく絶対な…!!連絡は取らねぇ!!


よし。行くか

窓を開け四方確認

右よし、左よし、上よし、下……よし

「……………後ろ」

「シシッ!!あったりー」



ゔお゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙い゙!!!!!!

俺は飛んだ


髪が某ヒーローアニメの如く逆立つ

のも関係無く飛んだ

「往生際が悪いね」

そして途中の窓に飛び込んだ

「待ってたわスクアーげふぅっ!!」


オカマに飛び蹴りを咬まし


「貴様!!ボスからの有難いにも程がある企画を……おい!!無視するな!!」

変な奴をシカトし


派手に飛び出したのが全て無駄な状態で走って正面玄関


そして


「………………待ってたぜ。カスがぁ…」


ラスボス。参上


何が何でも………俺はここから逃げる


例え、明日に倍に殺られようと


今日ぐらいは逃げる


「甘いものが苦手なテメェに幸せなプレゼントだ…」


今日ぐらい………夢見たっていいじゃねぇかあ゙あ゙ぁ゙…!!








「ふああぁ………」

こんこん

「んー………?気のせいかな……」

こんこん

こんこん

ごんごん!!

「何の音だ…うわあああああああぁ!?

『入れろ!!入らせろ!!入れやがれえ゙え゙ぇ゙!!』




「……………えーっと…」

色んなものをつけながら色んなものから逃げてきた

携帯は置いてきたからGPSは平気だと信じたい

幸い風呂も借りれた。服もとりあえず何とかなった(正確には何とかしてくれた)

あいつらがまさかここに来るとは思えない

むしろ予想しても我が身が惜しければここに来ようなんて思えないはずだ

俺は……今日だけは我が身が惜しくねぇ゙…

嘘だがな

「とりあえずどうしたの」

「逃げてるんだ。匿ってくれ」

「何で俺の布団の中なの」

「見付かりにくいだろぉ゙」

「せめて布団に対して平らになるとかしようよ。丸まってると丸見えだよ」

「そらぁ丸に見えるだろぉ゙」

「俺が言いたいのはそういうことじゃない。あと布団返してよ」

「いい加減起きやがれガキ」

「いいじゃんリボーンがいない日くらい!!」

アルコバレーノもいないか…都合よかった

とりあえず。今のところ気配は何も感じない……逃げ切れたか…

しかし。この束の間も時間の問題だ…どうしたものか…

「ねぇ、何でスクアーロはここに逃げてきたの」

「一番安全だからだぁ゙」

それだけじゃないかもしれないけど、とりあえずそれでいい

「ふーん………ちょっと残念」


………………………は


「ゔお゙ぉ゙い…」

「……………俺からの誕生日プレゼント。もう貰いたくないならここからも逃げた方がいいと思うよ」

え、いや、ちょ、おま…っ!!


そんな耳まで真っ赤にして体育座りで言われると…!!

「えっと……つまり、それはよぉ゙…お、おまっ、おまえ、俺のこと」

「わっ!!そ、それ以上言っちゃ!!うわっ!?」

「おいっ!?馬鹿野郎!!いきなり立ち上がると…っ」




何てこった…

よりによってベッドの上で押し倒しちまった……


「きょ…今日は…スクアーロ誕生日だもんね…?」


恥ずかしげに


目線を逸らし


細くて白い首筋を覗かせて



発情しない奴がいるだろうか


いや。いない


今日は………俺の…誕生日だあ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙っ!!



「10代目ー!!」

「ツナー!!遊ぼうぜー!!」

「よっ!!ツナ!!今夜世話になるな!!お土産いっぱい持ってきたぞ!!」






「「あ」」


「「「……………」」」


まずい


「スクアーロ!!久々に戦おうぜ!!俺めっちゃ強くなったのな!!今なら正に完全無欠…なのな」

目が笑ってねぇ

「あぁ、スクアーロ今日誕生日だったよな。向こう帰ったらプレゼント送ってやるよ」

キレてやがる

「………火薬の配合は…いや、ニトログリセリンを…あ、いや、あっちを」

恐ろしい


「ほらー!!やっぱここにいたー!!王子さっすがー!!」

「こら!!言い出したのは私よ!!まぁっ!!スクアーロったら積極的!!マグロのカルパッチョが大好物だものね〜!!」

「ムム…この証拠写真ボスに見せられたくなったらお金出しなよ」


何だよ…俺どこ行っても地獄かよ……!!

「わああぁっ!?スクアーロ!?」

沢田毎布団で隠した。いや、隠れてない

下で暴れる熱い奴。いや、決して下ネタ的な意味ではねぇ…!!熱い奴って沢田だからな…!!

「……………カスザメ」


そして



ラスボス



「お誕生日おめでとぉ〜…」








結局。どこ行っても地獄だった

それでも

「………俺達さ、両思いだよねっ」

でっけぇプレゼントが


小さい声で囁いた



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あとがき


これは酷い

元々日記用に書いてたんです

本当にすみませんこんなんで

こいつスクアーロじゃない

そろでも私はスクアーロが好きだ

はっぴーばーすでースクアーロ!!


2012.03.13



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