まず、何を言えばいいのかな…


本誌ネタバレです
勢いで書きました
頼りにならない記憶を頼りにしました←
捏造万歳
無理矢理感満載(いつものこと)
いいとこどり万歳!!
てわけで山ツナです
名前を出すだけでもネタバレになる気がしたので一応伏せてました

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この戦いが始まったきっかけってなんだったっけ……


何で…俺、戦おうと思ったんだっけ……


『自分に都合の悪いことは認めようとしないんだね』


炎真君…
父さんが…家族を、殺した……


俺は……何で戦おうと…したんだ…


『俺はお前の誇りを知っている!!』


お兄さんは…連れてかれてしまった……


『あの人をボスだなんて思ったこと無い。でも、いい兄ちゃんだと思ってる』


俺は……10年後でも戦いを…してるんだ……何で…


何で、俺はボスをやるの


『それがどうした』


獄寺君は、どうして俺についてきてくれるの


何も…俺、分かってないのに……


『誇りだから譲れないんじゃない』

雲雀……さん…


『譲れないから誇りなのさ』


誇り…
俺の誇りって、何……


今、俺は、何もできていないのに…でも、


でも、俺は、戦わなくちゃ…いけないって思った何かがあるはずなんだ……


記憶の中には、かつて…シモンを助けようとしたプリーモ……


『』を助けに行こうと…


『』……?何だっけ…この、言葉…


『どこまでも甘い男ですね』


骸……!?



違った……初代…霧…?


「クロームっ……!!」


手が出せない


俺は、クロームも、守れないのか…っ


………クローム…も…?


『アイツは山本武の仇だぞ!!!!』



……………ぁ


『とても危ない状態です!!』

『出ていってください!!』




『もう二度と』


『歩くことはできないでしょう』


やま…もと……

俺は………彼を、守れなかったんだ…

『助っ人とーじょーっ』

好きだった

『オレお前に赤マルチェックしてっから』

好きだった


『ツナ』


ずっと、ずっと好きだった


そうだ


辛くて悲しくて悔しくて

これ以上


友達を


誰も傷付けないために



俺は立ち上がったんじゃないか……!!


「俺は…何てことを……」


もう、関係無い。誰も傷付けさせない!!!!


っ、でも…っ、間に合わない………!!














スペードの攻撃を止めたのは


「すまねぇツナ!」


目の前にいたのは


「出遅れちまった!」


いつもの笑顔で


「オレの取り柄は“元気"だからな」


二本の足で


自分の足で



立っている


彼、だった


「……っ、やま…も、…」


声が出ない


「オレさ………ギリギリまで、ツナのこと考えてた」

涙で前が見えないよ


「意識無かったはずなのに…何も見えないとか聞こえないとかじゃなくて、何も考えられないはずだったのに」


届かないよ…


「………泣きながら、オレを呼ぶツナの声が聞こえた」


不謹慎だけど…っ

駆け寄りたい

抱き締めたい


名前を、呼びたい


「そんで、戻ってこなきゃ駄目だって思ったのな!!!!」


今度は、直接俺の声を聞いてよ…っ


「───────ただいま、ツナ」



おかえり


山本


おかえり


俺の、ヒーロー


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あとがき
カッとしてやった。反省はしている。しかし後悔はしていない

もっさん、おかえりなさい
書きながら泣きました←

しかも本誌を立ち読みして買い忘れ台詞を人に聞きました←


捏造過ぎてすみませんでした

でもずっと書きたかったんです。ツナの泣く声が聞こえたから戻ってきたんだ、ただいまみたいな


もっさんはね、ツナのヒーローなんだよって信じ続けてます←

てかこのフレーズは駆け落ちごっこでも使いましたね。編集しようと思いましたが……やめました。何度でも使いたいのです←おま


2010.02.16



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