こんなことが毎日
注意書
パラレル
ツナが獣化、猫です
ディーノさん飼い主兼恋人無駄に甘い
*つにゃ目線*
-----------------------
「ただいまぁ!!」
退屈過ぎて暇過ぎてもう何もすることなくていよいよ寝そう、というとき。その声が聞こえて俺は飛び起きて急いで玄関へと走っていった。だってその先にいるのは………
「おかえりなさいっでぃーのさんっ!!」
俺の大好きなご主人様、ディーノさん!!勢いで飛びかかりそうになったけど、お仕事で疲れてるかもしれないから我慢!!
「いい子にしてたか?」
そう言いながら微笑んでくれるディーノさん、俺は元気よく「はいっ!!」と返事をした(寝る直前だったのは内緒です)
「そうかそうか」
すると更に優しそうな顔で笑ってくれるディーノさん、かっこいいなぁ……
そしてなんだかそわそわして落ち着かない。朝見送ってからずっと1人(1ぴき?)でいたのだ。やっぱり大好きなご主人様からなでなでしてもらったりぎゅってしてもらったり色々してもらいたい
「…………」
─────っ!!
ディーノさんが無言で見つめてくる……ば、ばれちゃったかな?やっぱり帰ってきて早々相手をしてほしいだなんてわがままで迷惑なことなんだろうか……
俺は段々不安になってきて目線が泳いできた。どうしよう………
「〜っ!!あぁーもうっツナ可愛すぎ!!」
「にゃああぁんっ!?」
ええええ!!い、いきなりぎゅうされちゃった!!あ、でも、すごい嬉しい……
「可愛い。可愛い俺のツナ。好きだ、どうしようもねぇよ」
そう言いながら耳、髪、目元、ほっぺと優しくキスをくれるディーノさん………くすぐったいけど、きもちい…俺からも伝えたいな……
「俺も大好きですっディーノさん!!」
だから口には俺からキスしました!!これからもずっと一緒にいてくださいねっ!!
*ディーノ目線*
-----------------------
「ただいまぁ!!」
大声で叫ぶと急いで向かってくる音がする。また寝る直前に帰ってきちまったか?
「おかえりなさいっでぃーのさんっ!!」
やっぱりな、目がとろんとしてる。ツナは寝る直前に俺が帰ってくると走って迎えてくれるんだよな
「いい子にしてたか?」
「はいっ!!」
「そうかそうか」
過去に寝てる途中に帰ってきてお迎えもできない悪い子でごめんなさい、って泣きながら謝ってたんだよなぁ。その日以来たまに意地悪で寝るとこだったか?とか聞くと泣きそうな顔する…あれはすげぇ可愛い。でも泣かれると心苦しくもなるわけで………今日は気付かなかったふりだ
なんてことを考えたらツナがなんだかそわそわしだした。多分本人は隠してるつもりなんだろうけど………期待をふくらませている表情なのは勿論、耳もしっぽもピクピク、ふよふよと動いてる。あぁーなでなでしてほしいんだろうなぁー我慢してるんだろうなぁー可愛いなぁー………
なんて更に焦らしてしまった結果、今度は不安になったのか視線もしっぽも泳いでる。分かりやすい…………あぁ、もう、我慢できない
「〜っ!!あぁーもうっツナ可愛すぎ!!」
思い切りハグをしてしまった。驚いたのか奇声を上げてビクビクしてるが拒絶はされてない(むしろ耳としっぽは喜んだ反応を示している)
「可愛い。可愛い、俺のツナ。好きだ、どうしようもねぇ」
そう言いながら、上からキスを落としていった。その度にびくってしたり「ん、」とか声を出したり、くすぐったそうにしたり………可愛いなぁ、なんて油断をしてたんだ
「俺も大好きですっディーノさん!!」
…………、やられた…………もう、離してなんかやらねぇ(元々離すつもりも無かったけど)
俺は更に強く、でも優しく抱き締めた
*おまけ*
雲雀(大人)目線
-----------------------
「…………ねぇ、あなた逹何なの」
夕御飯を食べようと半ば無理矢理連れてこられて入った瞬間、客人ほったらかしてやりたい放題……何でこんなの見せられてるの
そして分かったよ。あなたは夕御飯を口実に、この猫を僕に自慢したかっただけなんでしょう?あぁムカつく。あなたなんて上司に思ったことすらないのに
あぁムカムカするな
まぁ………猫が可愛くないとは言わないけどね、ふん
「あ、いらっしゃいませ〜!!え、えと、はじめまし、て」
そして思い出したように挨拶。人見知りなのか自称上司に隠れ、もじもじしていた
…………………可愛いかも
------------------------
あとがき
ディノつにゃ自体は1年近く前に設定的なものができて、私がすごく気に入った結果シリーズ化してしまいました
ディーノさんと大人雲雀さんが同じ会社で働いてる的な感じ
少しずつキャラを増やしていく予定!!
2010.05.20
目次/TOP