夏合宿は青春の香り2
バスを降りればそこには、
きらきら輝く海がありました。
「わぁー!海が見えます!!」
「あたりめーだろ。海にきてんだからよ」
海1つで年甲斐もなくはしゃぐ黒子を青峰は一刀両断するが、今の黒子には何を言ったところで無駄だろう。
青峰は"餓鬼だな"と呆れながらもはしゃぐ黒子を優しい目で見つめていた。
しかし、かく言う青峰も浮き足立っているのは確かだった。
何故なら、黒子の水着姿を見ることが出来るまたとないチャンスだからだ。
しかしそんなことを思っているのは青峰だけではなかった。
今吉、桜井は勿論、ほかの部員もそうだし、諏佐、若松も満更じゃなさそうだ。
でも忘れてはいけない。
今回海に来た理由が、合宿だと言うことを!
つまり、遊びに来たわけではないのだ。
だから遊ぶより先に、キツい練習をしなければならない。
遊ぶのはそれから。
まあ体力が残っていたらの話だが。
しかし青峰は海へと直行していく。
「おい青峰。どこに行こうとしてんねん。先に旅館へ荷物置きに行かなあかんで」
「そうですよ、青峰くん。さあ!速く旅館へ行きましょう!」
「テツ…、お前今日はやけにテンションたけーな」
今の黒子には青峰の言葉はどうせ聞こえてなかっただろう。
そんな黒子を微笑ましく思いながら、青峰は既に歩き出している黒子たちの後を追った。
きらきら輝く海がありました。
「わぁー!海が見えます!!」
「あたりめーだろ。海にきてんだからよ」
海1つで年甲斐もなくはしゃぐ黒子を青峰は一刀両断するが、今の黒子には何を言ったところで無駄だろう。
青峰は"餓鬼だな"と呆れながらもはしゃぐ黒子を優しい目で見つめていた。
しかし、かく言う青峰も浮き足立っているのは確かだった。
何故なら、黒子の水着姿を見ることが出来るまたとないチャンスだからだ。
しかしそんなことを思っているのは青峰だけではなかった。
今吉、桜井は勿論、ほかの部員もそうだし、諏佐、若松も満更じゃなさそうだ。
でも忘れてはいけない。
今回海に来た理由が、合宿だと言うことを!
つまり、遊びに来たわけではないのだ。
だから遊ぶより先に、キツい練習をしなければならない。
遊ぶのはそれから。
まあ体力が残っていたらの話だが。
しかし青峰は海へと直行していく。
「おい青峰。どこに行こうとしてんねん。先に旅館へ荷物置きに行かなあかんで」
「そうですよ、青峰くん。さあ!速く旅館へ行きましょう!」
「テツ…、お前今日はやけにテンションたけーな」
今の黒子には青峰の言葉はどうせ聞こえてなかっただろう。
そんな黒子を微笑ましく思いながら、青峰は既に歩き出している黒子たちの後を追った。
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