図書館だより 2008年度図書館の現場から、毎日のトピックスや本の話題などを書き込んでいます！
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２／１８（水）『本格ミステリ・ベスト１０』（910.2）の２００９年版が、図書館にも入ってきました☆
以前ご紹介した『このミス』がミステリ全般のベストなら、こちらの『本ミス』は本格ミステリに限定したベストです。
今年の１位は『山魔(やまんま)の如き嗤うもの』（三津田信三/著・原書房）でした。
シリーズ前作の『首無の如き祟るもの』は昨年の２位、『厭魅(まじもの)の如き憑くもの』（こちらのみ当館所蔵あり）は一昨年の３位、ネット投票では昨年すでに１位を獲得していた三津田さんが、とうとう本誌でも１位となりました。
このシリーズはホラーテイストの作品だそうで「読んでみたいな〜」と思っているシリーズでもあります。
ちなみに昨年（'08）の１位は『女王国の城』（有栖川有栖/著・東京創元社）、
一昨年（'07）の１位は『乱鴉の島』（有栖川有栖/著・新潮社）でした。
有栖川先生は今年も、７位に『妃は船を沈める』（光文社）が、２６位に『火村英生に捧げる犯罪』（文藝春秋）がランクインしておりました♪
火村シリーズの長編と短編集が同時にランクイン！ 個人的には『火村英生〜』の方が好きです。
また、'09版では、ミステリ作家に聞くおススメ映画のコーナーも設けられていますので、併せてチェックされてみてはいかがでしょうか。
（★）
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