心の中の奥の奥

底深くに仕舞いこんだ小箱の中に
輝く宝石が一つ

その輝きは
明るくて、心地よくて
大好きだった

だけど、わたしには
眩しすぎたの……

だから
その光が漏れないように
二度と触れられないように

厳重に鍵をかけたのに……

どうして、開けようとするの……

また、あなたへの思いが溢れ出す
涙が頬をつたって流れ落ちていく

…報われない恋だって分かってる
分かってるのに……


あなたへの思いが止まらない


届かない思いなら

辛いだけの道のりなら

叶わないなら いっそ


消えてしまえ、恋心








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