2018.0427- | ナノ
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▼ 2019.3.20
こんばんは、2回目の……様へ


こんにちは!お久しぶりでございます。
そして何より、お帰りなさいませ!&お返事が遅くなってしまい申し訳ございません。
またご挨拶というのもなんなので、自己紹介は割愛させていただきますね。
こうしてまた啄ばみに足を運んでいただけただけでなく、前回にも勝るたくさんの素敵なお言葉の数々に何度も拝読してしまいました。
本当にありがとうございます。

今回は「ガイというひと」「遣らずの雨」の二編を読んでくださったということで。(前回読んでくださるというお話を伺っていましたので、実はひっそりとお手紙を期待しておりました。秘密ですよ。笑)

「ガイというひと」についてはクスッと笑ってもらえるような、というのも私の中では一つのテーマでして……
ガイ先生を扱うからこそ笑いは必須だと思っていたのですが、どう考えてもガイ先生は笑いだけ、暑苦しいだけでは語れない男だということも理解していたので、ならば静と動の物語にしようと思い今作を組み立てていきました。
よく人には幾つもの表情があるといいますが、ガイ先生はそれが典型的な人間ではないかと思うのです。
あなた様が笑ってくださったように、天然を爆発させて鍵を渡すような部分があるかと思いきや自分の命をかけてリー君の手術の背中を押してしまうようなところがあったり。まさに静と動が絶妙なバランスで混在している人間だと思っています。
それはきっと誰にでも受け入れられるものではないと思いますが、関わった以上そのかっこよさを認めずにはいられない人間なのではないでしょうか。
そしてそれは主人公も嫌という程知っていて。だからこそあの二人の距離感が出来上がるのだと思います。
あなた様が仰ってくださったように、ガイ先生の主人公へ向ける気持ちが無自覚なままであっても伝わる時があると嬉しいなと、作者としましても思っております。
(でも主人公への気持ちに気付いても面白そうだなと思っていたりもするんですよね……笑 またとんでもないことをやらかしてくれそうで。^^;)

「遣らずの雨」につきましてはサイト運営をはじめた初期の作品なので、こうして改めて感想をいただけると少し気恥ずかしいですね。笑
この作品の切ない部分はあなた様が指摘してくださったように、シカクさんへの想いを彼が亡くなった後に気付くというところにあります。
自分の失敗に正面から向き合ってくれる大人というのは、いつの時代もかけがえのない存在だと思います。最初は尊敬の眼差しを向けていましたが、次第に愛情へと変わっていく。その気持ちの変化ってとても自然なものではないかと思うのです。
でも人生の経験不足が主人公にその気持ちがなんであるかを悟らせなかった。
そしてそれは亡くなってからはじめて気付くことができる。
私もこれは書いていてなんて切ない話なんだと心に雨状態で執筆しておりました。
確かにあの雨はシカクさんからの最大の愛なんでしょうね……お手紙を読みながらしみじみといたしました。

キャラクターのイメージそのままというお言葉は正直すごい褒め言葉です。私褒め殺しされてますね。嬉しすぎてニマニマが止まりません。
やっぱり皆様それぞれにイメージがあると思いますので、私の作品のキャラたちはこうです。というスタンスでは書いているのですが、やっぱりキャラクターとして万人受けするというのも大切だと考えているので、あなた様からのお言葉は本当に嬉しい限りです。(さっきから嬉しいとか幸せとか語彙力貧困で申し訳ありません。勢い余ってますね^^;)
お仕事の癒しになっているのだと思うとこちらこそ書いた甲斐があったと癒されます。

「二世の契りゲンマサイド」につきましては今細々と書き進めておりますので、随時更新していけたらなと思っております。予定では10話ちょっとで完結の予定ですので楽しみにしていていただければと思います。

前回に続きこちらこそ長文のお返事で申し訳ありません。
皆様からいただくお手紙にはなるべく書いてくださった量を超えてお返事していきたいと思っているので。笑
春爛漫という言葉が目前に迫ってきているのを日に日に感じますね。その分花粉症もピークですが。笑
あなた様もお仕事が新年を迎えるにあたりお忙しくなると思いますが、どうぞご自愛くださいませ。
疲れた時はぜひ啄ばみをお供にゴロゴロしていただければ幸いです。

今度とも精進してまいりますので、啄ばみをどうぞよろしくお願いいたします。

追伸、
ぜひまたお手紙をいただける機会がございましたら、今度はお名前をお教えいただけると嬉しいです。
(勿論無理にということではないので、ご一考くださればと思います。)
それでは、また。