2018.0427- | ナノ
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▼ 2018.12.4
林檎様へ


こんにちは、林檎さん!
この度は大変、大変、遅くなってしまい申し訳ございませんでしたぁぁぁ!!!
もうスライディング土下座ではすまない感じになってますね。
お許しくださいませ(ノД`)・゜・。

さて、懺悔を永遠としたいところではございますが、林檎さんの愛に応えるには愛をもってするしかない!と思いますので、ここからは林檎さんのお手紙に重い重い愛をもって答えさせていただきたいと思います。
「隠逸花に寄す」は林檎さんからお題を頂いた時に、都内でやっていた某ニュース番組の中で「いまでしょ」という口癖で人気になった某先生がクイズとして出していた問題の答えから取ったものなんです。実は。笑
「隠逸花」なんて素敵な言葉を仕入れてしまった私はリクエストにぴったりではないかと感じ、さっそく使ってみることにしました。
ですが忙しさと筆が乗らなかったので完成がこんなにも遅くなってしまいました。申し訳ございません。泣
物語の中でナルトが立ち上がれたこと。夢主が立ち上がれなかったこと。その差は林檎さんが仰るように正しく絆の違いだったのだろうと思います。
きっと夢主は自来也様を想うばかりで行動に移してはいなかった。ナルトのように師弟という絆があったわけでもない。
だからこそ夢主は自来也様の死に逃げるという選択肢しか選ぶことはできなかったのだと思います。私が書く小説は女の子がどこか皆弱いんですよね。逃げることを躊躇する子があまりいないんです。それは書いている私が弱い人間だからかもしれないのですが、そんな夢主たちにも少なからず小さな希望があればと思い作品を書いていたりします。
今作も逃げた夢主ではありますが、自来也様を想い続けるという希望を残すことができたと思います。(まぁ、正直なところ想い続けるというのは絶望とも言えるのかもしれませんが)
アオバさんの登場はもうこれは初期の構想から登場させる気満々でした。笑
(裏設定はアオバさんは夢主に気がありました。笑)
ですがそれを微笑みひとつで受け流す。林檎さんも受け流したのですね(^^
私のなかで林檎さんとアオバさんはセットです。もう。笑
こんなにも喜んでいただけて書いた側としては嬉しいかぎりです。
そして、林檎さんの気になる箇所「だって、」の後ですね。
これは物語後半にある「自来也様はいつも、菊の香りを背負っていた」というものを答えとしたいのですが、実はもう一つありまして。きっと林檎さんはちょっと時間軸とかの違和感などを感じとってくださったのか気になってしまったのだと思います。さすがです。笑
もう一つは「本当ですよ。だって、あなたはいつも私の中にいますから」というものです。
想いを告げることもしなかった想うばかりの夢主。だからこそ、夢主の中には誰よりも自来也様が色濃く棲みついているのだと思います。
こっそり教えるほどの内容でないことが申し訳ないのですが;;
今回も素敵な愛のお手紙をありがとうございました。
お正月の話も今必死こいてちまちまと仕事の合間に書いておりますので、楽しみにしていていただければと思います。
それでは、これにて失礼させていただきたいと思います。

追伸、
今週後半からまた寒さが増すとのことで、体調の方ご自愛くださいませ。
林檎さんの方はもう寒いですか……?
私は既に暖房器具全開です。笑