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(()内…台詞数)
合計台詞75

葵桜(10)桜柚(11)
綾葉(10)雅樹(18)
悠李(11)楓斗(9)
鏡の精(6)
……………………………

葵桜60「よっし!みんな集まってるね!」

雅樹41「くだらねぇ話だったら帰るからな」

悠李43「まぁまぁ雅樹。大人しく聞きなよ」

雅樹42「…………ちっ…」

葵桜61「…えっと…単刀直入に言うね!雅樹、悠李…ありがとう…」

雅樹43「………?!」

悠李44「……キ…キ…?」

桜柚41「ち、ちょっと葵桜!何お礼なんか言っちゃってるのさ!」

楓斗45「…え、えと!僕からもありがとう…っ!」

綾葉44「ふ、楓斗くんまで…!」

雅樹44「な、なんだよ!気持ちわりぃな!」

悠李45「ありがとうなんて言われるようなことしてな…」

葵桜62「したよっ!」

桜柚42「き、葵桜!」

葵桜63「…雅樹はさ、桜柚に性格ブスだって言いたかったんでしょ…?」

雅樹45「………なっ…!」

桜柚43「…え?性格ブス…?」

葵桜64「桜柚は周りのことを考えてるつもりでも、どうしても自己中に見えちゃうと思うんだ…。雅樹はそれを教えようとしてくれてたんでしょ…?」

雅樹46「…っ…え、いやっ…ま、まぁ…」

桜柚44「…雅樹…あんた…」

葵桜65「学校っていう集団生活の中ではまだいいかもしれない。けど社会に出たらそうはいかない部分が出てくると思うんだ…」

雅樹47「…や、やめろ葵桜!もういいから…っ!」

綾葉45「わ〜!雅樹くん真っ赤だ〜!」

雅樹48「う、うるせぇよっ!」

葵桜66「綾の泣き虫なところも、注意しようとしただけなんだよね?」

綾葉46「…ふ、ふぇっ?!」

葵桜67「でもね、雅樹。綾は本当は強い子なの。家に帰れば妹2人のお姉ちゃんなんだもの。学校でくらい誰かに思い切り甘えたってバチは当たらないんじゃない?」

綾葉47「……きぃちゃん…!」

楓斗46「…え、えと!僕も考えたんだけどっ……ま、雅樹!悠李!い、今までごめん!僕、もう怖がらないから…っ!」

雅樹49「…楓斗…お前…っ!」

悠李46「…やっぱり友達ならそうこなくっちゃね…」

楓斗47「僕、男子が少ないから仕方なく仲間に入れてもらえてるんだと思ってるところがあって…っ!でも、違うって思って…!」

悠李47「…あぁ、違うよ」

雅樹50「どこの物好きがただのうじうじした奴とダチになりたがんだよ」

桜柚45「…う、うわ…男ってめんどくさ〜い!」

雅樹51「どうせ桜柚にはわかんねぇよ!」

桜柚46「な、何よ〜!てか元はといえばあんたが素直じゃないのがいけないんじゃない!」

雅樹52「は、はぁ?!俺のせいにすんなよっ!」

悠李48「…だからあれ程意地を張るなって言ったのに…」

雅樹53「ばっか悠李!余計なこと言うな!」

綾葉48「わ〜い!みんな仲直り〜!」

楓斗48「やっぱり僕達にはちゃんと絆があるんだよねっ!」

桜柚47「…わ、私…自己中にならないように、もっと言い方気を付ける…」

雅樹54「……し、仕方ねぇな!またブス女にならないように俺が見ててやるよ!」

桜柚48「も、も〜!そんなブスブス言わないでよ!顔のことじゃないってわかってても傷付くんだからねっ!」

綾葉49「さぁちゃん可愛いから大丈夫〜」

悠李49「そうそう。他のクラスからも評判のいい藤島姉妹を貶しても許されるのは雅樹ぐらいだから」

葵桜68「…………えっ?!」

桜柚49「何それ初めて聞いた!」

楓斗49「や、やっぱり本人にはわからないものなんだね…」

綾葉50「いくらモテモテでもきぃちゃんとさぁちゃんは私のものなのです〜」

悠李50「まぁあややの鉄壁のガードがあるから仕方ないよね〜」

雅樹55「…楓斗、お前もガードされてるって気付いてる?」

楓斗50「えっ?!ぼ、僕?!」

悠李51「楓斗も女の子からも野郎からもモテるけどあややの鉄壁ガードに阻まれてるんだよ」

楓斗51「え、えぇぇっ!何それっ!」

雅樹56「綾に気に入られたら諦めるしかねぇよ」

綾葉51「…楓斗くん…私のこと嫌い…?」

楓斗52「き、嫌いなんかじゃ…っ!」

桜柚50「あははっ!楓斗顔真っ赤〜!」

悠李52「いや〜ウブだね〜」

綾葉52「じゃあこれからも私が楓斗くんを守ってあげるね〜」

雅樹57「おいおい!普通逆だろっ!」

葵桜69「ふふっ!私達はこれでいいんだよ!」

鏡の精13(一緒にいれば、すれ違うことだってある)

桜柚51「こうやってケンカしながら毎日笑ってればいいんだよ!」

鏡の精14(だけど表面だけ見て決めつけるのはもったいないよ)

綾葉53「わ〜い!みんな大好き〜!」

鏡の精15(良いところも、悪いところも)

雅樹58「こっ恥ずかしいこと言ってんじゃねえよ!」

鏡の精16(全部その人自身なんだから)

悠李53「いいんじゃない?こういうのが美しい青春ってものだと思うけど?」

鏡の精17(苦しくなったら吐き出せばいい)

楓斗53「青春かぁ…。青春って楽しいね!」

鏡の精18(全て受け入れてくれるのが本当の友達ってものでしょう…?)

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