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綾葉35「楓斗くん…?どうしたの?緊張してるみたいに見えるよ〜?」

楓斗36「えっ!べ、別に緊張なんて…っ!」

綾葉36「でもテキスト全然進んでないし〜…楓斗くん筆記得意なのに〜…」

楓斗37「……ははっ…綾ちゃんにはかなわないや…」

綾葉37「…………?」

桜柚32「ちょっとちょっと!休み時間まで勉強してんの?!」

綾葉38「あ〜さぁちゃんだ〜」

楓斗38「あ、あれ?どうしたの?こっちに来るなんてめずらしいね…」

桜柚33「葵桜から伝言!放課後教室で待っててってさ!」

綾葉39「私はいつも待ってるよ〜?」

桜柚34「うん!だから楓斗に伝言!メールでもよかったんだけど休み時間にまで雅樹の顔見たくないから来ちゃった!」

楓斗39「…ね、ねぇ桜柚ちゃん…仲直りは…もう無理かな…?」

桜柚35「……なっ!ふ、楓斗は雅樹と悠李のこと許せるって言うの?!」

綾葉40「さぁちゃん落ち着いて〜!」

楓斗40「僕ね、昨日帰ってから考えてみたんだ。そしたらさ、確かに僕にも悪いところがあったなぁって…」

桜柚36「…っ…でもあんな言い方しなくたってよくない?!」

楓斗41「…多分僕達にとってはその方がいいって思ったんじゃないかな…?」

綾葉41「ホームルームの時二人とも寂しそうな顔してたよ〜?」

桜柚37「……葵桜が何か企んでそうな気がする…」

楓斗42「………え……?」

桜柚38「朝あきらかに様子がおかしかったのよ。低血圧だからいつもぼーっとしながらご飯食べるのに今日はしゃき!っとしてたもん…」

楓斗43「…そ、そんな基準があるんだ…」

桜柚39「まぁとにかく放課後になってみなきゃわかんないね!そろそろ休み時間終わりそうだから戻るよ!」

綾葉42「さぁちゃんまたね〜!」

桜柚40「うん!あ、休み時間はちゃんと休まないとダメだからね〜!」

楓斗44「…ふふっ…本当に桜柚ちゃんは嵐みたいに来ては去っていくね」

綾葉43「だからさぁちゃん可愛いの〜」



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