call me続き(多分これで完結)
両想いになった2人の遠距離恋愛模様



from:マヨ
本文:
聞いてよ!
この間、あのブルーさんと初めて会ったんだよ!
強い女のトレーナーで有名な人だから感激しちゃった。
これもルビーが先輩方を紹介してくれたおかげだね^^


from:ルビー
本文:相変わらず先輩たちに迷惑掛けてるのかい?
相変わらずだね君は。
バトルばかり…どこかのなまり全開の子みたいだよ。
この間も勝負しろと迫ってきてね。
まあ、うまくかわしたけど。
君も先輩たちに迷惑かけるなよ、じゃないと紹介した僕の面目が立たないじゃないか。


from:マヨ
本文:何よ!迷惑なんてかけてないし!
むしろ先輩方もいつでも来ていいって言って下さってるんだから。
今に見返してやるんだからね!


from:ルビー
本文:
そんなの建前だけに決まってるだろ。
相変わらずだね、マヨも。
少しは僕みたいにポケモンの美しさに磨きをかけたらどうかい?
じゃないと、サファイアみたいな野生児になっちゃうよ。

from:マヨ
本文:
私はコンテストになんて興味ないもの。
あのレッド先輩に一日でも早く近づきたいのよ。
それにポロックを作るなんて繊細なこと、どうせ私には出来ないわよ。

from:ルビー
本文:
バトル一筋なのは構わないけど、君のポケモンたちが哀れで仕方ないよ。
きっと適当なフーズしか与えてないんだろ?
しょうがないから、今度ポロックを送ってあげるよ。
ああ、マヨの為じゃないからね、勘違いしないでくれよ。

from:マヨ
本文:
何よ!私が毛づくろいを怠っているみたいじゃない!
私だってそれくらいするし!!
最近はレッド先輩にいつもバトル指導をしてもらってるの。
そしてもっと強くなったら、他の地方のジムを回ってリーグに挑戦するんだからね!

from:ルビー
本文:
ふーん…先輩に、ね。
じゃあ、そうやってレッド先輩に教えてもらったらいいじゃないか。
バトルなんて興味ないし。

from:マヨ
本文:
…あんたなに拗ねてんのよ

from:ルビー
本文:別に拗ねてなんかいないけど?

from:マヨ
本文:
うそ、なんでそんなにムキになってるわけ?

from:ルビー
本文:
なんで僕がマヨに……何でもない。
もう、ほっといてくれ。

from:マヨ
本文:
いやだ、ほっておけるわけないじゃない。

from:ルビー
本文:
うるさい。
…そんなに先輩たちとバトルしたかったら、すればいいじゃないか。

from:マヨ
本文:
ルビー、あんた……
ううん…なんでもない。
それでさっきの続きなんだけど…



(よく続けようと思うね)
(僕が何に怒ってるのか、分かってすらいないのに)



from:マヨ
本文:
もう少し自信がついたら、バッチ集めの旅に出ようと思ってて…
でも、カントー地方だと、集められる自信ないし…
グリーンさんに勝てる気がしないもの。
だから、

次はホウエンへ行くつもり。
だから、私がそっちに渡ったら道分からないし……案内してよ、ルビー。
2人で旅をしよう?


from:ルビー
本文:
……しょうがないな。
君一人だと迷子になるのがオチだからね。
コンテストマスター直々に案内してあげるよ。




(しょうがないなんて、照れ隠し)
(本当はマヨの言葉が嬉しかったなんて、絶対に言うもんか)
(じゃないとつけあがるのが関の山、だろ?)


(ルビーに妬いてほしくてわざと先輩たちの名前を挙げた)
(だってサファイアちゃんのことばかり話すんだもん)
(ルビーにはこんなこと言えない!)
(サファイアちゃんにちょっとだけ妬いちゃった、だなんて)






不器用な二人が嫉妬していくというのが書きたかったけれど、なかなかうまいこといかないね^p^




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