自由の時代
2014/01/22 16:25

・1724年スウェーデン=ロシア防衛同盟が締結される。(親露政策)
・1735年リンネが『植物分類』を著す。
・1738年スウェーデン=フランス友好同盟が結ばれる。(親仏)
 ホーン(ホルン)辞職。ハット党が政権を握る。

『自由の時代の政党』
ハット党:カール・イーレンボルィ(中心人物)
 支持層:上位貴族、市民、軍幹部、官僚
外交政策:親仏、反露
主義・主張:重商主義、理想派

メッサ党:アルヴッド・ホーン(中心人物)
 支持層:下位貴族、軍(一般兵)、農民、聖職者
外交政策:親露、親英
主義・主張:保守的倹約的な経済政策、現実派


・1751年フレドリク1世死去、アードルフ・フレードリク(ホルシュタイン・ゴットープ家出身、趣味は大工仕事)が即位する。
・1756年、七年戦争(プロシアvsオーストリア)。翌年、七年戦争に関連して、プロシアに対するいわゆる「ジャガイモ戦争」が開始され、スウェーデン軍がポメルンに遠征する。

・1762年プロイセンと講和条約を結ぶ。
・1765年メッサ党が政権を握る。
・1766年「出版の自由」が制定される。

『出版の自由』
・神学上の出版物を除いて、事前閲覧を禁止すること
・公文書を自由に印刷し配布すること

・1769年メッサ党は通貨政策で失敗し、政権交代。ハット党復帰。
・1771年アードルフ・フレドリクが死去し、グスタヴ3世が即位。音楽アカデミーが設立される。

【グスタヴ3世時代(1772〜1809年)】
・1772年グスタヴ3世がクーデターを敢行。新しい政体書が公布され、王権が強化され政党が禁止される。
・1782年ユダヤ人がスウェーデンの4都市における移住を認められる。グスタヴ3世が王位オペラ座を建てる。

・1783年グスタヴ3世がイタリアとフランスに外遊。フランスでは賓客としてのもてなしを受ける。
・1786年グスタヴ3世がスウェーデン・アカデミーを設立する。
 オペラ「グスタヴ・ヴァーサ」が上演され、脚本はグスタヴ3世も関わる。

・1789年フランス革命勃発。
 貴族身分の反発にも関わらず、議会は国王の権力の強化を認める。国王は顧問会議を廃止し、諸身分の特権を制限する→絶対王政の強化

・1791年フランスでヴァレンヌ事件。グスタヴ3世はドイツのアーヘンを訪れる。
・1792年グスタヴ3世、王宮の仮面舞踏会で暗殺される。
 息子のグスタヴ4世アードルフが即位(14歳、幼年王)。叔父のカールを中心に摂政政府ができ、4年後に親政が始まる。

『グスタヴ3世が実施した政策』
・外国人に宗教の自由を認める、拷問の廃止
・財政立て直しのために宝くじを導入
・文化、芸術の振興(オペラ座、アカデミー)
・フランス風文化の開花(フランスが好きだった)
・飲酒政策(焼酎専売)

『暗殺について』
 酒(アクアビット)は家庭で造れるものだった→(王が)税をかけた→民衆反感→貴族から徴収→下級貴族が暗殺

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