百合 王様→王妃様 王妃様両刀かつ有能 王様の側室を王妃様皆寝取って惚れさせた
後世の女の子が憧れる童話主人公のモチーフになった
また歴史において太陽妃と唄われ、自国の文化の発展に寄与した



イルフェス____双子神が創造したと言われる世界。
後々の歴史学で、建国期と称される神託歴346年。
イグニ大陸の風と自由の国・リベルテ国に一人の娘がハレムに入った。
その娘の名は、アリソン・フェスト・フュラー。
侯爵家令嬢は歴史に”太陽妃”として国民の人気と数々の逸話を残す事になる。
それらの逸話から童話『太陽の姫様』の名作が生まれる事になる。



アインザームカイト・カイト・エアスト・プリンッツ・リベルテ___リベルテ国の第一王子にして次代の国王になる男だ。
成人をすると王族はハレムを所有する事が可能になる。
齢二十四になるカイトには五人の側室がいて、今度侯爵令嬢をさらにハレムに迎える事となった。

「ふぅん、胸がでかい女だと良いんだがねぇ」
「王子、そのような下品な発言はくれぐれも御令嬢方に言わないで下さいよ」

王の品位が〜うんぬんと長々しい小言を側近のシュネーがカイトに連ねた。
その小言を右から左に受け流すカイトはつまらなそうに欠伸を噛み殺した。
カイトは巨乳主義だった。
簡単に言えば、おっきいおっぱいが大好きだった。
胸がない女?女じゃない!っと言っちゃうぐらい、巨乳が好きだった。
今側室にいる女は皆、カイトの手を余るぐらいの大きさであるし、城を抜け出していく花街で抱く女も皆豊かな胸の女達ばかりだ。

「まぁ、期待しないでおいてよ」





ヒュラー侯爵家令嬢・アリソンとの面会は彼女が輿入れした夜となった。
いわゆる、初夜と言うヤツである。
リベルテ国の王妃は家格も然ることながら、より重要視されるのが第一王子を生むかに掛かっている。
生まれた王子が七つを数えるまで生きていれば仮の王妃から正式な王妃となるのだ。
今一番重要なのは王(この場合は王子)からの寵愛を得て通ってもらい、子を儲けるかだ。
閑話休題。
侯爵家令嬢とだけあって与えられた部屋は一際大きくカイトの寝室に近い。

(胸、でっかいと良いんだけど)

女騎士がカイトに気付き恭しく礼を取るのを脇目に、件の令嬢が待つ室内へと歩みを進めた。
部屋の大小の差はあれども、大体の構造は同じである。
迷わぬ足取りで寝室に辿りついた。
寝室で待ち構えていたのは、美しい少女。
蜜色の輝く髪は緩く波打ち、室内の柔らかな灯火の光を吸い、輝いている。
大きな瞳はカイトを映し込み、柔らかく笑った。
柄にもなく、カイトは見惚れた。

「よくいらしてくださいました」
「……そなたがアリソンか?」
「はい」




▼没理由
・おっぱい談義で話が全然進まない
・初夜から王妃君臨までの道程が長かった
・やる気?ログアウトしました
・で、今のような感じになりました


戻る

「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -