如何様アンチテーゼ
射竦められて、剰(あまつさ)え居竦まる。
死にたいと思う事や嘯く事は果して怠慢や侮辱なのでしょうか。
奸智は頗る良好。
阿(おもね)り、諂い、穿つ事等出来ずにいみじくも此の世界と生きて居ます。
掴めない、届きはしないさ。
泡沫の意欲は暗澹たる徒(いたずら)に流され飲み込まれて行く一方で。
熱り立ちても聊(いささ)か徒(あだ)と為る。
肯(がえ)んずるイエスマン。
拘(かかずら)いを嫌い陰乍ら傍観者に成り済ますのは、足許の影。
血の様に赤い唇に烏滸(おこ)がましく口付ければニヤリと嗤う婀娜女。
HELLO、イエスマン!君の居ない教室は蛻の殻さ!!
愚行を往なす烏鷺(うろ)の囀り、嗟。僕は何をして居るのでしょうか。
遍く羨望、孰(いず)れ肖(あやか)る一抹の幸福感。
即刻退場。筆先は不変。
その口は飾り物かいイエスマン?
通じて終う辺り、僕等は哀しい生き物なのさ。
猫の様に潔くもなければ犬の様に賢くも生きられない。
なんてったって霊長類。
prev / next