青の春

雨上がりの湿った夜風
風に手を引かれ僕の頭上を後にする雲は
僕を連れて行ってはくれなかった

疎外感そして孤独感
家族という殻(シェルター)に求めるものはもう無い

有り勝ちな青春ドラマの真似をして
僕は着の身着のまま飛び出した


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