キャラ紹介 | ナノ
■僕
病手線ゲーム本編の語り手役。主人公かと思ったけどそんなことなかった。
読者さんが感情移入しやすいように名前はつけず、思考は現代人らしく、そして性別もヘタレ系男子でも僕っ娘でもいけそうな雰囲気に。でも実際男よりになるのかな。
病手線ゲームに巻き込まれた死にたがり高校生。ヤマダの力で忘れてたけど、両親の自殺が切っ掛けで死にたいなーと望んでいた。
この作品を読み切り系にすると決めた瞬間、死ぬことが必然的に決定。まぁ結局死んでないんだけどね。
扱いの悪さやメンタル面のフルボッコっぷりはTOUKAI作品でも1、2を争うクラス。
体張って守ったJKには裏切られ、コインロッカーにバリボリされて、死に対するとんでもない恐怖を植え付けられてしまう僕君。マジ不憫。
■女子高生
「僕」君と共に行動していた女子高生。こちらも雰囲気を出す為に名前なし。「僕」君とは違う高校に通うテニス女子。安定のポニーテール。
絶望のホームを最初に跳び越えた度胸と、パニックになりそうな参加者を励ます優しさがあるヒロイン…と思わせそんなことなかった。
最初はよくいる献身系ヒロインキャラにしようと思ったけど、ヒロインは病手なのでボツ。色々考えた結果、最凶の伏兵に。
爽やかスポーツ女子が超絶人間不信というのは自分でも中々に狂気的でお気に入り。
作中では詳しく書かなかったけど、女子校にて壮絶ないじめにあっていて、それにより死を望んでいたけど、あんな連中の為に死んでたまるかとも思っていた。
が、記憶を失っても尚残る程の人間不信っぷりはヤマダももしかしたらと期待。
彼女が呪いを断ち切れたのか否かはご想像にお任せします。
■大学生のオニーサン達
グループ行動の脅威を教えてくれる役割。世の中ぼっちには本当に世知辛いね。
お出かけする為山手線に乗っていたサークルメンバーの中で死にたがっていた五人が選ばれた結果のメンツで、五人の友達グループが全員死にたがってた訳じゃない。
男四人、女一人の五人グループ。お互い、自分以外のメンバーが死にたがっていただなんて夢にも思っていなかった。
その内の男一人がコインロッカーにて犠牲になった訳ですが、現実に戻っても仲に亀裂は生じてません。
ただ、遠からず彼等が離れていくのは確かなこと。
■男子高校生
最初に密売ゲームの裏に気が付いたインテリ系男子。というかただのゲームオタク。
学校で大絶賛ぼっちだった為、死にたいなーと思ってたところ、病手線ゲームに巻き込まれた。そしてホラーで単独行動をする奴は遅かれ早かれ死ぬの法則により死んだ。
■DQN
別名ブロック肉さん。ヤマダのチート性能を披露する為の犠牲者
■生首商社マン
別名西瓜さん。ブロック肉さん同様、ヤマダのチート性能を披露する為の犠牲者で、前の病手線ゲーム参加者…の、イメージみたいなもの。
実際にいた人だけどあの生首本人じゃなく、例えるならよくファミレスとかにある食品サンプルみたいなもの。
ヤマダが恐怖を煽る為に生み出したもので、ビルの中の死体とかもそう。演出大事。