西谷長編あとがき | ナノ
西谷長編あとがき
このようなあとがきまでご覧いただきましてありがとうございます!毎回のことですがグダグダな上に長ったらしい語りが続きます。そういうの苦手な方は今すぐお逃げくださいませ!
この長編は思い入れがある長編作品の中でも、これが書きたくて夢サイトを作った!というくらい思い入れの強いお話となってます。
ノヤって原作の時点でもうとんでもないイケメンで、可愛くてかっこよくてとんでもない存在なのに、アニメだとCVがイメージ通り過ぎて惚れるなってほうが無理な話ですよね。当然ながら私も撃沈しました。
私は大抵ツンデレかヘタレに狂ってることが多いのですが、ノヤさんはもう反則だろ……って感じで!ノヤへの愛が荒ぶり過ぎてもう足を洗ってから長らく読んですらいなかった二次創作の世界へと返り咲いてしまいました(笑)
まず、タイトルのデンドロビウム・ファレノプシスについて。
お花の名前ですが、花言葉はわがままな美人、お似合いの二人、魅惑、有能なんかがあります。これもまた我儘な美人であるヒロインちゃんにぴったりだな!と思ったのと、同名の歌があるのですが、そちらの歌詞がもう素敵過ぎて大好きでしたので、お借りしました。私にとって、至高の愛の歌です。
潔子さんの親友という畏れ多い設定で書かせていただいたこの長編なのですが、私が潔子さん好みのタイプすぎて(笑)願望を詰め込みすぎた結果、途中はただの百合ですね(笑)
二人の関係は思春期の女子にありがちな踏み外しそうな友情を目指したのですが、危うい感じが表現出来てたら嬉しいです。潔子さんはヒロインのことを大切に思いつつ、大人なのでヒロインを幸せにするのは自分じゃないって思っていて、西谷との恋を応援してくれるのですが...。
潔子さんと泣きながら夜の学校で話すシーンは、サブタイトルのアンドロメダを聴きながら、心臓が潰されそうになりながら書いたのが懐かしい思い出です(笑)
同じように恋のアシストをしてくれるキャラとしてスガさんもいるのですが、スガさんの役どころが切なすぎて、スガさん幸せにして!ってお声が多かったので、私もスガさんの幸せを願ってしまいました(笑)
そんなわけでスガさん原作沿いやらせていただきますね!時系列的にはデンファレの後の話になる予定ですので、お暇などございましたらそちらも合わせて読んでいただけたら嬉しいです!
こちらのヒロインちゃん、クロと研磨の幼馴染という設定なのですが、初めはやっくんと幼馴染の設定で考えてました!が、やっくんが幼馴染だったらやっくんはお節介やいてヒロインの家庭の問題を放っておかないだろうし、彼が解決してくれちゃったらヒロインは宮城に引っ越さずやっくん落ちだわ(笑)と思い、却下(笑)危うく西谷長編にならないところでした(笑)
クロの一人語りは書いたのですが、今後研磨の語りも番外編で予定してます。無口な研磨が何を考えてるのか妄想するのは楽しいです。
そして、なんといってもキャラ崩壊がとてつもない西谷さん(笑)ノヤさんってほんと、恋だの愛だのが似合わなすぎてどうしようかと思いました(笑)特に途中のノヤ語り回はもう、一度ボツにしたくせに勿体無いなとか思っちゃって掲載したので、いつか直しを入れようと思います。
でも西谷って、きっと好きな子にはとんでもなくストレートに愛を語ると思いますし、付き合っても簡単に照れちゃう純情さを持ったまま、それでもスーパーな男前を持ち合わせてるのでキメるとこは決めてくれちゃうと思いまして、キザな台詞を恥ずかしげもなく言わせまくりました(笑)
そんなノヤさんが本気で惚れる魅惑の女子として考えたのが、小悪魔的でありながら芯の強いヒロインでした。ノヤさんといえば潔子さん崇拝なので、それを超越するほどってなると潔子さんと対極なヒロイン像が浮かんだのですが、そうするとどうしてもやっちゃんと被ってしまって(笑)どちらとも違う魅力的なヒロインで、私だったらノヤさん揶揄って遊びたいなーなんて願望を詰め込んだ結果、なかなかいい性格してる子になってしまいました(笑)でも、彼女はクロの幼馴染なので!まあなるべくしていい性格になったのかなと思います!
人生、何か一つ変わっていたら簡単に今は違ってしまってたんだろうと思ってしまうのですが、この二人は途中番外の短編でも書いたのですが、どんな風に運命が転がっても結ばれていたんじゃないかって思わせてくれるスーパーバカップルでした。ヒロインが音駒に進学していても彼らは惹かれ合ったと思いますし、ヒロインが潔子さんと仲良くなっていなくてもなんだかんだでちゃんとくっついたんじゃないかなーって、願望込みで思いました。
最後に、本編のみで70話と長々連載させていただいた長編ですが、途中から更新頻度が下がって完結が長引いてしまってすみませんでした。それでもこうして完結させられたのは偏に読んでくださる方々がいらっしゃったからだと思います。
本当にありがとうございました。
ノヤさんへの愛はまだまだ発散出来ていないので、今後とも番外編は書いてしまうと思います!その際はどうかお付き合いの程よろしくお願い致します。
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