「ぁはあ゙っ、んぐ、なぁ、こっち、んあっ、向けよぉ」
「いやよ。あなたの抜いてる姿見るより本を読んでいた方が楽しいもの」
「ん、んぅっ、は、っ、んなこと言うなよ、こっち、向いて、あ、ぁあ゙ぁっ!」
「うるさいわね、もう……っ! な、なにするのよ!」
「はぁ、は……っく、お前がこっち向かねえから、かけてやったんだよ、ばーか」
「きたない……最悪よ。髪についちゃったじゃない……」
「洗ってやるから、風呂行こうぜ」
「あら、じゃあ……。いや、一人で行くわ。あなたがいたら余計汚れそうだもの」
「ひでえなぁ、人を汚ねえもんみたいに言いやがって」
「事実でしょ」
「……そんなとこも好きだ」