未来 | ナノ
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一分と数秒先の未来にしてみた。

そして、携帯電話を閉じる。

時刻はその未来をもう越えていた。

こんなものだ、未来なんて。

意味も無く、無感情に去っていく。

誰が時間が過ぎることで困っていようと、知ったこっちゃない。

まるで自分のようだ。

未来なんて、そんなもの。

遠くに感じていても、直ぐに近くなって、ただ、過ぎ去っていく。

その未来が、一分後でも、十年後だとしても。

何も変わらない。

時間は待ってはくれないし、意味も情けも持っちゃいない。

ただ、過ぎ去るだけ。
公平に。

感じ方も、意味を持たすことも、僕ら次第。

なら、何もせずぼーっとしている無意味な僕は、時間と同じなのだろうか?


(所詮遅かれ早かれ善人であれ悪人であれ平等に死に行き消えるものだとしても、その存在に意味を持たすのも無意味なままであり続けるのも僕ら次第。)
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