「ねえ師父ー。俺おなか減りましたー」
「……………」
「ねえ師父ってばー」
「……うるせ」
「俺おなか減ったんですけどー」
「…………で？」
「あそこの角の曲がった所に新しい店が出来たんですよお」
「……………あ、そ」
「ねーねー食べに行きましょうよお」
「行かねーよ」
「え〜〜〜〜〜！…あ！お金ないんですよねそうですよねだって師父全く働いてないですもんねそれに泳げないですし、…っだ！」
「もう何も食えない様にしてやろうか、あ゛あ゛？」
「しーふーのばかあ！」
「そこの草でも食って腹壊して一生寝てろ」
「……師父のケチんぼ。師父の甲斐性なし」
「…おまっ…」
「あ！羅漢さあん！」
「あれ？お前ら何してんの？」
「うわあん羅漢さあん師父が甲斐性なしなんですう！」
「うん、それは知ってるよ」
「……………しめるぞ」
「わー、背後に鬼が見えるー。なら俺に借金返してよ。甘いもんばっか食ってないでさぁ」
「ぐっ…」
「駄目ですよお羅漢さんてばそんな事言っちゃあ〜。師父には無理な話しですもん〜あっはー！」
「……………あっはー！…じゃねぇよ！」
「わーんっ！しーふーの馬鹿ーー！びえぇえええん！」
「…わー、一葉の鬼ー。まあ、自業自得ってやつだよね。口は災いの元だよテンコウ」
「羅漢さんまでひどいですー」
「…行くぞ、テンコウ」
「…あ！師父待って下さいよー！もうー、一人じゃ迷子になっちゃいますよお？」
「お前がな。…羅漢」
「お？」
「今日も出世払いで」
「はいはい。結局テンコウに甘いじゃんか」
「…何」
「いーえ何も？」
「あ、何ですかー二人でこそこそと！」
「…なんもねぇよ」
「？ふうん？」
「ほらテンコウ、新しい店案内してよ」
「あ、はーい！」
「遠慮なくおもいっきり食えよテンコウ。羅漢の泣きっ面が俺の生きる糧だ」
「…一葉、それ本気？」









ｰｰｰｰｰｰ
なんだこれ^^
羅一、テン一のつもりです。私の中では羅漢は最強キャラです。笑
リクエストありがとうございました！