シスコンだって恋をする!! | ナノ


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この学校に入学して数日、私と聖凪の最近の日課は、昼間の心地よい日差しに包まれながら 屋上の貯水タンクの上、定位置であるここで昼寝をすることだ。

授業はサボっている。っていうのは まぁ、知らないフリってことで。


今日も昼食を屋上で済ませ、いつものように昼寝をしていた。

ただ、いつもと違うのは 今日は、いつもよりも寝すぎてしまったということかしら?


今更だけど、今日は 昼寝をするべきではなかったと後悔している…


タンクの上にいる私たちには、気づいていないようだが、ここからは はっきり見える。

栗山未来さんが神原先輩を刺しているところが…


『最悪の目覚めね…』

「もっとやれ、栗山未来!滅多刺しにしてしまえ!!」


小声ではあるが、確実に 同じ人間として如何なモノだろうか…という発言をしている聖凪…

相当に神原先輩を嫌っているみたいだ…





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