Clap
ありがとうございます






一人きり、ゆらゆらと揺れる観覧車に乗って小さくなっていく街を見ていた。
頂上を過ぎて空を見る。
見上げた空は君と別れたあの日と同じ。
「あいたいなぁ」
遠ざかっていく空に、鋼鉄の箱の中から手を伸ばした。





同じ空、君はいない





(あいたいよ、さみしいよ、パタモン)







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