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町外れにある森の中を真っ直ぐ行くと、海に繋がっている大きい湖に出る。

サトシは小さい頃からそこに遊び場としていつも来ていた。
ある日の夜、サトシは湖に忘れ物をしたことに気がつく。次の日に取りにいってもよかったが、母から小さい頃にいつも肌身離さず持っていて、と言われて渡されていたものだったので、取りに行くことにした。

夜の湖に行くのは初めてだったサトシ。
月の光が反射して輝いている湖に見惚れていると、パシャンッ、と水が跳ねる音がした。存在は確認されているが、人の前には滅多に姿を現さない人魚がそこにはいた...


そして人魚とだんだん仲良くなるが、ある日人魚や妖精を捕まえて売買する『ハンター』に見つかって捕まり、二人は離ればなれに。

そのまま月日は流れ、サトシは10才から15才まで成長したけど、あの時出会った人魚が忘れられないサトシは、微力ながらも情報を聞き入れ、ずっと人魚を探し続けた。
そんなある日、出店が並ぶ通りで商人達の会話が耳に入る、「今夜、町外れの森の近くで異種族の裏売買が行われる」と。

そしてサトシは、あの時の人魚がいるかもわからないが、そこに乗り込むことを決意した。



本当に粗筋だけだ←

 
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