車中泊及び避難所生活で窮屈な姿勢が続いたり運動が不足すると、運動を再開した時に、いわゆるエコノミークラス症候群(深部静脈血栓症に合併する急性肺動脈血栓塞栓症)により突然死の危険が有ります。
実際に、新潟中越地震死者37人中7人がエコノミークラス症候群によるものであった事が有名です。これは注意していれば防げる避難所突然死であり、ほとんど人災だと言えます。また生き残っても、重大な後遺症が残る場合が有ります。
対策として、狭い場所で寝る・長時間過ごす時には、「足や足の指をこまめに動かす」「1時間に1回かかとの上下運動(20〜30回程度)」「伸び・ストレッチ」「トイレを控えようと水を飲むことを我慢せず十分に水分補給」「酒は血液が濃縮されるので飲まない方がいい」「車中泊はリスクが高いので余計に注意」「ベルトをきつく締めない」「足を上げて寝る」などが言われております。是非とも気をつけて下さるようにお願いします