よいこの童話シリーズ エーテル神話６
『わるいかみさま デルシアント』
はじまりのかみさま ストラヴァンは
たくさんの ほしを つくりました
あるとき うまれたのが
おおきく まぶしくひかりかがやく
うつくしいほし エルセアです
エルセアのかみさま デルシアントは
とてもあたまがよく つよいちからを もっていて
ほかのかみさまからも すかれていました
しかし デルシアントは
じぶんよりもたいせつにされている
ストラヴァンを うらむようになりました
やがて デルシアントは ストラヴァンを
こまらせてやろうと かんがえるようになりました
デルシアントは ほかのかみさまに
あらそうことを おしえました
そのせいで かみさまは けんかし
にくみあってしまいました
それにきづいたストラヴァンは
デルシアントのしたことに おこりました
エルセアは ばつとして かがやきをうばわれ
このうちゅうから きえてしまいました
それで いまは このそらに
エルセアというほしが なくなってしまったのです
ストラヴァンは みんなを なかなおりさせましたが
このことで せかいに あらそいがうまれてしまった
ということです
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