ある日。


涼が登校すると東条が寝ていた。
また、朝から夜までバイトしていたらしい。


白波『まったくもう…』


そういいながら自分のジャージをかけてあげようとしたとき、寝顔が見えて、なんか可愛い…と呟く。


東条「…ん?…誰だァ!?」


人の気配を感じ急に飛び起きた東条に腕を掴まれ、顔の前まで引き寄せられる。

白波『Σッ!!あ…//お、おはよぅ//起こしちゃったよね?


東条「なんだ?白波か…ふぁ〜…別にぃ…」


やっと解放されて、内心まだドキドキしているが自分を落ち着かせる。
東条は寝起きだからか、ボーッとしていた。


白波『き、昨日もバイトしてたんでしょ?』

東条「あ?お前もバイトしてんだろ?」

白波『数が違うわ!まったく、掛け持ちし過ぎ。』


全然経でもないといったような様子の東条だが、バイトを頑張っているところを何度か目撃している涼は何かしてあげたいと思った。


白波『そ、そうだ!!頑張ってる東条に何か私がしてあげよっか?//』

東条「そんなの、気にすんな。」

白波『私がしたいだけ!///(私何言ってるんだろぅ///恥ずかしすぎる///)と、東条は甘いものとか好き?』

東条「嫌いじゃねぇな」

白波『じゃ、ケーキ作ってあげるね!///』


別にいいよという彼を強引に承諾させ、後日ケーキを作って渡すことになった。






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