プリザーブドフラワー+秘蔵写真 |
「では!まずは……お、七海さくらからだな!」 「え、七海さくらさんって…獄寺君の誕生日にもプレゼントをくれた?」 「はい!その七海さくらっスね!」 「うわー!さくらさん!ありがとうございますっ!」 「さくらからは、このプリザーブドフラワーです!」 「わっすっごく綺麗…!」 「実はですね、このプリザーブドフラワー、さくらと二人で十代目にお似合いだと……」 (ん?花籠から何か落ちた…封筒?) 「十代目の象徴たる鮮やかなオレンジに、その、畏れ多いんスけど、俺の赤を…」 (中身なんだろ?………っ!!!??) 「…っ!じゅうだいめぇええ!!?」 (獄寺君のまだ本当に小さい頃の…は、初めて見た!か、可愛いぃいい!!!小さい!あどけない!ぷにぷにしてる!) 「じゅ、十代目っ?!」 「え、あ…ごめんちょっと興奮して…」 「こ、興奮…!?そ、それよりも早く止血をっ…!」 「う、うん……」 ・ ・ ・ 「十代目、大丈夫っスか?」 「うん、もう平気!心配かけてごめんね (うわーまさかあんな可愛い獄寺君の写真が入ってるとは思わなかったからすごい不意打ちだよ!)」 「いえ、ご無事で何よりです!」 「あ、そのプリザーブドフラワー、獄寺君とさくらさん二人で選んでくれたんだよね」 「あ、はいっ!」 「オレのオレンジにキミの赤…オレの好きな色だ…本当にありがとう」 「いえ、十代目に喜んで頂けて何よりですっ!……それより十代目?」 「ん?」 「先ほど何を見ていらし…」 「よしっ!じゃあ次のプレゼント見せてもらおうかな!」 「え、あの…」 「獄寺君、このプリザーブドフラワー本当にありがとうね!」 「あ、いえそんな……それで、あの」 「さくらさんも本当にありがとうございますっ!ずっとずっと大事にしますね! (お宝写真も本当にほんっとーーにありがとうございますっ!!!)」 「じゅ…」 「次いこー!」 「じゅうだいめぇえっ!!!」 |
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