過去会話集2 | ナノ
:過去会話集2
:壮絶雑多は引き続き



:あつい
:琉夜と黒梨
「から、シャーベットでも作るか、琉夜」
「なんか黒梨テメー俺に同意求めてねえか」
「求めてる、つーか1人寂しく翔保が寝たからって家にサッカー見に来てるアホに拒否権ないよな」
「殺す」
「目がマジ怖いです茅ヶ崎さん」



:結局
:琉夜と黒梨
「なんでグレープフルーツってのはこんな面倒な皮していやがんだ」
「文句言うなよ、それともじゃあお前メレンゲ作る方やっか」
「泡立て器手動とか有り得ねえ、兎角メレンゲを作るつもりの場合有り得ねえ」
「うっせ、出来るっつーの。琉夜の無駄な運動神経はこういう時に発揮すべきだろ」
「断る、サッカー見に来てんだ俺は」
「案外スポーツとか好きな、お前」
「るせぇ黙れ集中して見れねぇ」
「……いえさ」



:翌朝α
:黒梨となこと
「あーっつい! 暑いよ黒梨くんなんとかして!」
「……無茶苦茶言うなよ、八つ当たりだろ」
「八つ当たりです。暑いよなんかないの冷たいもん」
「……シャーベット」
「マジすか」
「冷凍庫に突っ込んであんぞ、適当に食え」
「しかも期待裏切らず手作り! なにいつ作ったのコレ」
「昨日のサッカーに感謝しろお前」
「関連性が何処」



:翌朝β
:琉夜と翔保
「おーはよーりゅーちゃーん!」
「……おー」
「おやおやー、眠そうですねえ。さては昨日は夜更かししましたね?」
「……おー」
「浮かない感じから結果は分かったけど、てゆかどこで見てきたの」
「黒梨ん家」
「こくりんも夜更かし付き合わしたの」
「俺だって結局メレンゲ付き合った」



:紫陽花(6/1)
:時姫と黒梨
「やるよ」
「あら、嫌味かしら」
「うげなんぞその卑屈な取り方」
「紫陽花の花言葉を知らないの?」
「……あー、確かろくでもねーやつだったような」
「そうよ碌でもないわ」
「でも、お前好きだとかゆってたろ、アジサイ」
「言ったかしら」
「言ったって」
「……まあ、そうね。好きよ、結構」
「似合うし、さ」
「だから、嫌味?」
「ちーがーうっつの!」

(冷淡、傲慢、移り気)



:ブッドレア(10/20)
:天藾
「約束して、ね、この花に」
「なんだよ、これ」
「へっへーん、琉夜姉さんに貰った! 僕らの誕生花だよ、って」
「で、何を約束しろって?」
「ないしょー」
「そんなんで約束が成り立つかよ」
「ggrks、ってとこで」
「カスってお前に言われるとくそむかつくな」

(私を忘れないで)



:たなばた
:黒梨とアーク
「曇りだね」
「そーだなー」
「見えなかったね、ベガもアルタイルも、天の川も」
「ま、此処あんま空気良くないから、普通に晴れても天の川は見えないけどな」
「そーゆーもんなんだ」
「そーゆーもんだよ」
「見てみたかった」
「んなもん、見にいきゃいいだろ。いつかどっか田舎の方にでも行こう、アパート全員連れて」
「ほんと!」
「お、案外良い反応」

(どこかとおく、ほしのおうせ)



:有効活用
:琉夜と翔保
「りゅーちゃんりゅーちゃんオファーです」
「嫌だ」
「はーやーいーよ!」
「……絶対ろくなものじゃない……」
「浴衣着て欲しいんです。うちの店のやつ」
「もう少し似合いそうな奴に頼んだらどうだ」
「やっだー、りゅーちゃん一番似合うよー」
「適当なこと言うな」
「適当くないし! 浴衣はほら、すとんとした体系の人がいっちゃん似合うんだからあ」
「あぁ?」
「え、だからりゅーちゃんのひんぬー有効活「絶対嫌だ」」



:向日葵
:琉夜と翔保
「あーつーい、けど、今日はまだ湿気なくて少し過ごしやすい、よね」
「そうか?」
「ちょっとー、せっかくあたし前向き発言してんだから乗ってよー」
「いや、まあ、暑いのも悪くないだろ」
「うーそ、りゅーちゃん暑いの大嫌いじゃん!」
「今日は別に、悪くない」
「いみわかんなーい」


(昨日、向日葵が咲いたんだ)



:黒梨とアーク
「頭、痛い」
「はぁ?」
「なんか、ぐらぐらすんの、」
「……え、風邪?」
「風邪?」
「まさか知らねーとは言わねーだろ」
「いや知ってる知ってる、こないだ黒梨倒れたし時姫もよく風邪だ学校休むって」
「後者は仮病」
「でもぼく風邪とかひかないよ」
「なんの断言だ頭か、頭が悪いんだな?」

(結局38.9だったようです)

「風邪だ」
「えー」
「不服そうにしてんな」
「風邪って風邪でしょ、これ違うよ」
「いみわからんこと言うな寝ろさっさと寝ろ」
「やだー」
「うっせー寝ろ、夕飯には起こすから」
「……やだ」
「あーのーなー」
「やだ、」
「ガキか」
「ガキです」
「しゃーねーだろ風邪は寝て治すんだよ」
「……寝るの、は、いいよ、でもやだ」
「なにが」
「……一人」
「……ぷっ、」
「わ、笑うなってば!」


(だってなんかこのまま溶けてなくなりそうなんだ)
(ばかだなあ、って、笑っていいから)



:慎と愛
「貴方は自らの傷に無責任すぎます」
「う、あ、はい」
「最低です」
「ええ、まあ」
「めげて自爆しなさい」
「したいです」
「……言い過ぎました」
「いや」
「大丈夫ですか」
「大丈夫にみえますか」
「指は……切ったのは皮だけだったようなので大丈夫そうですね」
「……あー、うん、大丈夫、です」

(だめなんだよ、もう、なんて言ったら君わらうよねえ)



:慎と愛
「貴方は私に甘すぎます」
「ええと、自覚はあります」
「だから私が堕落するんです」
「それは八つ当たりです」
「貴方の所為ですよ」
「じゃあ、やめましょうか」
「今更厳しくされたら多分キレます」
「ツンデレ過ぎていっそ好きになりそうです」
「私のこと好きなくせに」
「そう言っちゃうとこが大好きですよ、まったく」



:琉夜と翔保
「銅の炎色反応は……」
「青緑!」
「カルシウム」
「オレンジ」
「リン」
「薄青だっけー」
「ナトリウム」
「黄色でしょ」
「リチウム」
「赤」
「バリウム」
「きみどりー」
「インジウム」
「藍色?」
「カリウム」
「紫」
「ガリウム」
「そっちは青」
「ストロンチウム」
「紅色っ」
「お前よく覚えてるな、好きなものならって言ってもさ」
「まぁねーん、あたし花火大好きだし!」
「はーん、花火、ねえ。……さて、音速以下の爆発を」
「爆燃、ちなみに以上だと爆轟だよね!」
「日本に於ける火薬類取締法上の火薬と爆薬の違いは」
「火薬は推進的爆発、爆薬は破壊的爆発の用途に使われるものを言いまーす」
「日露戦争に於いて使用された代表的火薬は」
「な、なにそれっ、えー、えーっと、下瀬火薬……?」
「じゃあ、黒色火薬の比率」
「硝酸カリウム75%、硫黄10%、木炭15%……があたしの習った最初のだけどものによってまちまちだったりね、たまにカリウムじゃなくてナトリウム使うし、黒色火薬って一口に言っちゃ駄目だよ、色々あるんだから……まあまず最近は流石に黒色火薬使わなくなったけどね、あー、一応花火には使うけど! 今一番はヘキサニトロヘキサアザイソウルチタンかなー、これはさあ「……分かった、聞いた俺が悪かった」」



:夏、
:琉夜と翔保
「ねむい」
「そーかよ」
「あとあつい」
「はいはい」
「もうなんかとにかくねむい」
「形容詞の会話ほどアホなものはねーぞ」
「うぃあーぷぴー」
「ああもういい人語発せ、もしくは黙れ」



:甘ったるい
:黒梨となこと
「あー、キャラメルだ。黒梨くんキャラメルなんか好きだっけー」
「別に。たまたま見掛けたからな」
「見掛けて買う程度に好きなんじゃないのそれ」
「……ってことになるかやっぱ」



:せかいのおわりと
:時姫とアーク
「あーあ、なんか面白いことないかなあ」
「例えば、何よ」
「例えばー地球が爆発するとか」
「いやだわ物騒ね」
「って、ひめの電波ふつーに楽しそうだよそっちのが物騒だよ」



:ふうわりと入り込むとこ、が
:慎と愛
「雨の匂いって、あるじゃないですか」
「ええ、まあ」
「あれ、好きなんですよね」
「そうなのですか、」
「特に、今の時期の雨のうだうだとした匂いが」
「それは少し変わっていますね」
「なんだか、ええと……愛みたいで」
「貶しているのですか」



:なつ。
:アークといこと
「うわ、さっむ」
「そうか?」
「ありえない流石引きこもり。ちょう怖い感覚ありえない」
「まあ確かに夏らしくない気温設定だとは、」
「もうやだほらでんこちゃんおこるよ」
「でんこちゃんて……お前知識偏ってねーか」





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