過去会話集 | ナノ
:過去会話集
:壮絶雑多!


:時姫と黒梨(梨紅)
:入居直後
「あ、懶、お前好物は」
「特には、無いわ」
「おーい知ってるかー、世の中の奥さんは夕飯なんでもいいっつーのが一番困るんだぜ、」
「……、じゃあ、ハンバーグ、かしら」
「へ、え。奇遇、俺も好きだぜ、ハンバーグ」

(露木、お前好物は)
(梨紅!)
(……あー、梨紅。で、好物は?)
(ハンバーグ!)
(おー、俺も好きだぜハンバーグ)
(ちなみに玉ねぎがとても嫌いです!)
(ハンバーグ入ってんぞ、玉ねぎ、みじん切り)
(あれは特別枠で)

「じゃあ苦手なもんは」
「特に無いわ」
「玉ねぎ、とか」
「子供じゃあるまいし」
「そりゃ良かった」
「第一、ハンバーグにも玉ねぎは入っているものでしょう」
「だよ、な、」



:黒梨と梨紅
「お前さ、俺以外に友達いないのかよ」
「いるよー、学校に」
「学校あんま行ってねーだろ」
「てか、友達ってどっから? 会話したら友達、ならいっぱいいるしー」
「心開いた友達は」
「あんましいなーい。黒梨は?」
「悪いけど俺、交友関係は良好っす」
「あっは、ならいーけどー」

(こんなときだけわらう)



:琉夜と翔保
「りゅーちゃんが、泣きたいなら泣いて良いし」
「泣くかよ」
「あたし、なんも聞かないでちょっと遠くに居てあげる、から」
「泣かねーって」
「絶対、居てあげるから」
「……泣かない、から」

(なみだがみれないきょり)


:慎と愛
「痛い、ですよ」
「当たり前です」
「何処に、そんな力あるんですか」
「手品も時には体力勝負ですからね」
「離してください」
「嫌です」
「じゃあ、殺してください」
「嫌です」
「じゃあ、あの、泣いていいですか」
「……今更です」



:慎と愛
「愛なんか、もうしりません!」
「私だって貴方に付き合う暇なんか在りません」
「もうやですー、ばーかばーか!」
「慎が悪いんです。ちゃんと記名しないから」
「そーゆーの、責任転嫁って言うんですよ」
「それに、いつもそんなに怒らないでしょう」
「アレは特別だったんです!」

(安売りプリン一緒に食べたかったのに、君だけ食べてしまうなんて)



:どっちも狂ってる/天藾
「すき」
「……」
「すきだよ」
「……へえ」
「すきなのに」
「うん」
「すきです」
「そう」
「すきだって」
「ふうん」
「すき、すきすき、すき、だいすき」
「あっそ」
「すき、すきなの、すきです、すきだってば、だいすき、すきなんだよ、ねえ、ねえねえねえねえいこと聞いてよ僕の声でしょわかるでしょわからないなんてわからないよ聞いて聞いて聞いて聞いて聞いて聞いて答えて、答えてよ!」
「誰に言ってんだよ、なこと、お前は」



:一方的相方通行/天藾
「洗脳されて」
「嫌だ」
「僕になって」
「無茶な」
「愛されて」
「冗談」
「愛してよ」
「ああ、いいよ」



:慎と愛
「なん、で、」
「なんで? ばか、じゃ、ないんですか、貴方。私だ、って、泣きます、不安や安堵悲しみや喜びを表そうと、」
「そうじゃ、なくて、僕、に」
「泣きます、私を、なんだと、思っている、の、ですか」
「あ、い」
「其処に、いなくならないで、下さい」
「それ、僕の台詞、です」

(無自覚依存)



:琉夜と翔保
「翔保、誕生日何が欲しいんだ」
「オクタニトロキュバン」
「……却下」
「FOX-7」
「却下!」
「シクロテトラメチレンテトラニトラミン」
「却下」
「オクトーゲン」
「それシクロテトラメチレンテトラニトラミンと同義語だろ!」
「りゅーちゃんいっけずー……んー、じゃあピアス」
「了解」


オクタニトロキュバン
→純金と同等の価値がある高価な爆薬
FOX-7
→現在低コストな作成法を研究中の高価な爆薬
シクロテトラメチレンテトラニトラミン(オクトーゲン)
→工業生産されてるもののなかでは最強の爆薬

詳しくはぐぐってね!



:うそつき/黒梨と梨紅
「あなたがかなしむときわたしはあいす、なんだよ」
「……は?」
「梨の花言葉!」
「あっそ、」
「あ、ひどい! もうちょい取り合ってよつまんないでしょー、わたし頑張って調べたんだよ?」
「あっそー」
「わたしね、好きなんだ、梨」
「まあ確かに美味いけどな、今は季節じゃねぇし……「ち、がーう!」」
「……、なんだよ」
「わたしと、黒梨の字だから好きなの!」
「あー、はいはい、なんかうっすら予想してたから逆に恥ずかしい」
「あのね、だから、黒梨が悲しい時はね、わたしが愛してあげるから!」
「……っ、あ、そ、そーか、よ」
「うわ、あっはは黒梨、顔赤いよ、超面白い!」
「……! うっせーお前な、飯作ってやんねーぞ!」



:慎と愛
「愛と僕は赤い糸で繋がってると思うんです」
「なら私は躊躇せず小指を落とします」
「そんなことしたら僕は躊躇せずソレを食います」
「きっと貴方は吐きますよ」
「いいえしっかり咀嚼します、ちゃんと僕になるように」
「それは貴方、いつか消化して消費してしまうかもしれません」
「ではやはり、僕は愛の小指を後生大事に持ち歩くことになりますね」
「それも勘弁願いたいところですが」
「愛は我儘すぎます」
「貴方が可愛らしく無い所が全ての原因です」



:愛とアーク
「うそつきー」
「誉め言葉ですか?」
「ばーか」
「貶し言葉ですね?」
「ばーかばーか」
「アーク」
「うそつきやだ」
「仕事ですから」
「でもやだ」
「私は貴方の様な我儘が嫌です」
「えーそんなとこばっか本音いわないでよー」
「大好きです」
「やだきもちわるっ」



:きみをたたいた
:慎と黒梨
「お前、だから、本当にやめろ、って!」
「黒梨には、止める権利も利益もないでしょう」
「ざっけんな、死なれちゃ不利益被んだよ」
「そんなのどうせ精神的な一瞬のことだよ、別に僕は君の一部でもなんでもない。無くたって、「馬鹿慎、黙れ!」」
「……っ、最低。本当、乱暴だなあ」
「お前がバカばっか言うから、だろ」



:どくしょなかま
:時姫と慎
「時姫、何読んでるんですかー?」
「王道に今は芥川」
「……伊勢?」
「龍之介よ、そこは普通に」
「あ、ダメですよそれは偏見です。しかもあれは伊勢のなかでは王道ってやつじゃないですか」
「そう、だけど」
「ちなみに僕はゆく蛍が好きです」
「……蜃気楼、かしら」
「おお、僕も好きですよそれー」

(ちゅうい! ゆく蛍は伊勢、蜃気楼は芥川)



:おたがいさまで
:慎となこと
「もう、なんか、枯れてきたなあ」
「涙が?」
「色々、ええと、まあ、涙も」
「うっそだ、きっと今此処にいるのが僕じゃなくて愛ちゃんだったら、ぼろ泣きでしょ、慎くん」
「どう、でしょう」
「泣きたいくせに強がってさ、いことみたーい」
「失礼な」
「って、それはいことに失礼だよ」



:そつうしないという
:アークと愛
「手品、みせてよ」
「嫌です」
「なんでさ」
「種明かしされる手品ほど、無意味で惨めなものはないからです」
「別に、読みやしないよ」
「でも、貴方に見せるのは嫌なのですよ」
「なんで」
「なんでも、です」
「愛は、ずるいよ」
「別に、読めばわかること、でしょう。そんなに知りたいのならば」
「それ、傷付くなあ」



:黒梨と鑑
「鑑は駄目だ鑑は!」
「あんたがよくいうよ」
「炭酸しか飲まないし紅茶とか出すとどんだけ熱湯でも思い切り俺にぶっかけるし飲みかけなのに苛々すると缶投げるしガチ本気苛々しだすと立ち上がって缶から中身俺に浴びさすしついでに殴られなきゃいけねーし炭酸とか洗濯大変だしつーか不快だし髪の色抜けるし、其れだけじゃない個人的な理由で人んちの冷蔵庫ぶっこわすし残り物食ったくせに文句ばっか言うし勝手に合鍵作って夜中に遊びに来るし人のバイクは勝手に改造するし挙げ句壊すし知らんぷりだし深夜2時にカラオケ行きたいからって付き合わすしマイク手放さねーしそれどころかオールの後飲みも付き合わされてあのあとしこたま吐いたんだぜ俺……って言ってたらむかついてきた、くそ!」
「ったく、身勝手な奴だねぇ」
「あんたにだけは言われたくねえ!」



:ブラウン
:なこととアーク
「少しだけ、さ、聞こえないふりして、聞いて、アーク」
「凄い矛盾なん、だけど」
「僕ね、怖いん、だ」
「うん、」
「僕はもう、しょうもないとこまで、来たから」
「……うん」
「怖いんだ、どうしよう」
「なこと、」
「……、っ」
「泣きなよ、電波と行動の不一致は、好きじゃない、から」



:慎と愛
「愛は、僕を信用していないのでしょう?」
「そんなことはありませんよ」
「愛の嘘は随分と杜撰で脆くなりましたね」
「そうですか?」
「そうですよ」
「どうしてそう思うのです」
「愛が嘘をついていると、僕が気付けるようになってしまったからです」

(きみのしんか、あたしのたいか)



:天藾
「あの女は怖かったよ、とても」
「でも俺は母さんが好きだった」
「そんないことだから僕は君が大好きなのかもしれないね」
「はっ、嘘吐き」
「まあ、お互い様」




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