会話集(思謳)3 | ナノ
:過去会話集
:壮絶雑多!



:バレンタインA
:図書委員
「チョコを下さい」
「図書室は飲食禁止だ」
「チョコを下さい」
「図書室は飲食禁止だ」
「教室に帰ったらチョコを下さい」
「生憎チョコレートは持ち合わせていないな、お前が代金をくれたら買ってやらないこともないが」
「あああっ、もう! だから、教室に帰ったら野棚さんが作った里々にもあげてたブラウニーを下さい!」
「……ぷっ、天藾、お前必死過ぎるだろ」

(ちゃんと取って置きが残ってますよ、ご安心を)




:バレンタインB
:黒魔術同好会
「会長」
「……其の嬉々とした表情そして絆創膏だらけの指不恰好なラッピング漂う甘い香り、まさかまさかの手作り!?」
「献上」
「うおおそうくるとは思った悟るまでもなかったでも俺は今自分の死を悟りそうだ」
「一生懸命」
「……わかってるわかってるわかってるって食べます食べます食べます食べます! どうせこうなるだろうと胃薬も何もかも用意してきてんだよ!」

(きみのえがおにいのちがけなの、です)




:バレンタインC
:いことと祇園
「別に、天藾さんの為ではなく余ったのですから、悪しからず! 調子にのらないでくださいましね」
「誰かが言ってたんだよな、リアルワールド三次元に居るツンデレってのは迷惑で萌えないって」
「ど、どういう意味ですの!?」
「いや、祇園の余ったチョコレートとか不味そうだけど貰ってやらねーこともねーっつー話」

(わかりやすいツン!)




:紙一重芸術観
:いことと祇園

「なんだそれ」
「次の展覧会への構想ですわ、なかなかまとまらないんですのよ」
「……いや、そんなこと聞いてねーよお前それ数学のノートじゃ、」
「あっらあ? いやですわ天藾さん。時に数学の世界と芸術の世界は紙一重だとは思いませんこと?」




:みらいのはなし
:野棚となこと

「野棚さんはすごくウブそうで僕は君の将来が心配です」
「余計な御世話だ」
「とかなんとかゆって、10年後変なのに引っ掛かって泣かされてるとかぜーったいやめてよ? 僕にはどうしようもないんだからさぁ」
「だから、余計な御世話だ。お前それよりいことの方の心配をしろ」
「えー、別にいことは何とかなるよ、其れより野棚さんが心配です」




:あいたいの!
:野棚となこと

「野棚さんちゅーしよう」
「とか言ってる暇があるから手を動かすんだな、仕事は山積みだ」




:野棚となこと
「一体いつになったら日本はこの世の杉を撲滅する運動に乗り出すんですか!」
「知るか」
「出来れば今すぐはじめてほしいものですマジでマジで」
「そんなことより天藾はいつになったらその利用者カードを纏め終わってくれるのかの方が気になるな」
「あーもー! なんで僕なのさ、葛がやりゃいーじゃん葛が!」
「あの糞委員長の長所は中央委員会で上手く立ち回ることであって事務的なことをこなすことではない、そして私の仕事はお前の仕事だ」
「もう葛なんか花粉症になればいいのに!」
「八つ当たるな」




:呼んでみた
:慈草となこと
「慈草、これどこだったっけ?」
「それは文庫だから向こうの棚だ、いい加減覚えても良いんじゃないか?」
「えー、てゆーか反応なし? 慈草ってば鈍感」
「なにがだ、……なこと」
「……!」
「気付いていたよ、とっくに」
「野棚さんは、意地悪だ」
「天藾の悪戯に合わせたまでだが」




:気付けばこんなに恋煩い
:慈草となこと
「野棚さん、好きでしょ、僕のこと!」
「天藾、自惚れる暇があるならさっさとやれ仕事が滞る」
「あーもー厳しー。僕は野棚さん好きなのになあ」




:屶網と度会
「ピアス、痛そうだな」
「そう? 度会がしたことないからだよ。してみれば?」
「いや、いい。ていうか、お前言い方軽すぎ」
「だって実際結構手軽だよ。今日びピアッサーなんて小遣いレベルで、」
「じゃなくて、さ。まず、耳に穴っていう感覚が俺には大事なの」
「度会、案外チキンだね」
「思慮深いと言っておくんな」






「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -