過去会話集4 | ナノ
:過去会話集4
:壮絶雑多は引き続き



(しばらく数年後設定(思謳期アパート)のターン)

:黒梨と時姫
:公園に子供が居たようです
「おー、ちびっこだー、ちっちぇー」
「黒梨、いつも以上に馬鹿な台詞が口から出ているわ」
「うっせ。俺、がき好きなんだよなー」
「あら、貴方子供が欲しいの?」
「そろそろ幸せで穏やかな家庭は欲しい、落ち着きたい切実に」
「貴方らしいわね。で、結婚は?」
「……誰とすんだ」
「それもそうね、失言だったわ。貴方には相手が居ないものね」
「失言って、お前マジいつもキツいよなー」
「じゃあ誘拐するのね、子供」
「なんでそうなった」
「鑑みたく豪快に金を積んで解決するのは止しなさいよ」
「なんでそうなった!」




:琉夜と翔保
:公園に子供が居たようです……が。
「じゃあー、次は鬼ごっこしよっかー!」
「……おい」
「あ、じゃあじゃあ、あたし鬼ねー?」
「……おいコラ」
「ん? なになに、りゅーちゃん」
「何を20も過ぎた良い大人が夕方5時半になっても近所の子供と遊んでんだ」
「えー、みんなと遊ぶの楽しいから「じゃねえええお前5時半ってちびっこ帰宅の時間だろうが! ちゃんと帰らせろ!」」
「そっち!?」
「今更お前が未だに園児とでも混ざれるってこと位知ってるっつーの!」




:愛と慎
:慎がブライダルフェアのチラシを見たようです
「結婚ですってー」
「はい」
「ねぇ、愛」
「嫌です」
「早いです」
「大変嫌な予感しかしませんから」
「結婚しましょーよー」
「……嫌です」
「なんで」
「貴方こそ何を急に」
「一瞬、吾木香愛って名前が浮かんだらときめいたもので」
「貴方のときめき一つごときで結婚なんてして居られませんね、唐木田慎も素敵ですが」
「唐木田はやだな」
「失礼な」

(こんな感じのまま一生結婚しません)




:鑑と黒梨
:空港から直で例の車が来たようです
「久しぶりだな、元気してたかー?」
「あんた来る直前まですげー元気だった」
「あーはいそーかいそーかいそりゃ何よりだなあーっと」
「つーかお前外国居たん違うんかい」
「昨日までカイロに居た、一昨日はボストン」
「なんなんだお前の今の仕事って」
「忙しい中会いに来ているあたしにねぎらいは無いのかい」
「無い、来んな、帰れ」
「相変わらずだねー、あんた」




:黒梨と時姫とアーク
:公園からの帰り道アークに会ったようです

「子供ならいるじゃない、アークテュルスが」
「……ここに来たばっかん時は可愛かったよなあ、今思えば」
「えー? 黒梨なんかゆったあー?」
「あー、お前可愛くなくなったなって言った」
「時は流れるからね」
「そうね」
「背も伸びちゃったしさー、つってもまだまだチビだけど」
「すぐ黒梨とか抜くよ、」
「どうかしらね、でももうじき私は抜くかしら?」
「ん、がんばる」
「どーだかなー」




:天藾とアーク
:アークは数学が苦手なようです
「なことー、これわかんない」
「えええっ、僕に数学は聞かないでよー」
(二次方程式の基本じゃねーか……つーかなことは出来ろよ)
「あ、いことは出来んの?」
(ああ、まあなことよりは理系得意だからな)
「僕だって世界史とかならいことなんかより出来るし!」
(俺の世界史と比べて楽しいのか奇跡の黒点だぜ)
「黒点って赤点の半分じゃなかったっけ、いことばかなんだ」
「ほらねー、黒点はばかだよねえ」
(……数学教えねーぞ)
「「うそごめん」」

(以上、数年後設定のターンでした)




:黒梨と梨紅
:ピアス
「ピアス、だ」
「ん?」
「黒梨、ピアスなんか空けてた?」
「え、いや、大分前に我が家の母にぱちっと、ピアッサーとか安ピで」
「うっわ痛そー」
「って、お前もピアスしてんだろ」
「それは別、つーか違うよそーじゃないよ安ピが意味分からん」
「いやまあ別になあ」
「ちょ、黒梨もっと自分の耳に愛を持ってよー」




:慎愛
:ピアス2
「慎、化膿してませんか、それ」
「……てへ」
「死ねばいいのに」
「酷い! 実は耳が痛すぎて涙目な僕にまさかの追い討ち!?」
「まったく、どうしたらこうなるのですか」
「ちょっと引っ掛けました……、って、そう言いながらマキロンを用意してくれる愛が大好きで「やっぱり耳から腐って死ねばいいです」」




(以下しばらくは新年のご挨拶のターン!)

:黒梨と時姫
「今年が始まりました」
「……なによ黒梨、改まって」
「新年って、新鮮な気持ちになるよなあって」
「別にならないわよ」
「相変わらず冷めてんな、取り敢えず乗るとかしろよ」
「そんなことより、あけましておめでとうございます、でしょう」
「あー、そうだな、あけましておめでとう」
「今年もよろしく、花嫁修行頑張るのよ」
「おう、家事は任せろ……って何言わせてんだ」




:翔保と琉夜と黒梨
「あけましておめでとうございまーす! はい、ほらほらりゅーちゃんも」
「……今年もよろしく」
「はい、あけましておめでとう。雑煮、お前らの分もあるから食うか?」
「お! さっすがこくりん、気が利きますね!」
「端からそれ目当てだけどな」
「琉夜お前口に出して良いこと悪いことをちょっとは習え」




:愛と慎
「今年もよろしくお願いします」
「いやいや此方こそー」
「別にまあ貴方によろしくしなくてはならない事は全くと言って良い程無いのですが」
「新年早々その扱いは厳しいなあ」
「とにかく今年こそちゃんとマナーの成った人間になって下さいね、慎」
「えー、例えば?」
「取り敢えずハンカチを持ち歩くところから始めて下さい」




:いこなこ
「いことー」
(あー?)
「あけおめー」
(ことよろー……って言わせんな)
「初詣行こうよ」
(勝手に行け、俺は寝てるから)
「やだー、いことも一緒に願掛けすんのー」
(何のだよ)
「え、じゃあね、今年こそFF9のリメイクが出ますようにとか」
(何だその世界中に貢献した願掛け、行ってやろうじゃねえか)
「うわあ、いことって面白いよね」
(あぁ? なんか言ったか?)




:アークと鑑
「世の中にはお年玉ってのがあるんだってさ、ねえ、海良」
「お前にゃ無いよ」
「なーんーでー」
「お前に金やってどーすんだい、買い物もろくすっぽ出来やしないじゃないか」
「えー」
「えー、じゃないよ。そんなのは黒梨に頼みな」
「黒梨には、俺はお金持ちじゃないから無理だって、鑑に媚って来いよって言われた」
「その悪知恵叩き込んだ馬鹿を絞めに行ったろーじゃないか!」




:鑑と黒梨
「しゃーねーだろ実際金とかねーし!」
「だからって幼気な餓鬼に媚って来いとか言うんじゃないよ!」
「別に媚ろって言ってねーよただ鑑は金持ちだぜって言ったくらいだよ」
「あーそうかいそうかい、あんたあたしの金目当てかい! あーもうやめた、あんたたちに特別の重箱で御節持って来てたけどあげないからね! 全部あたし1人で食うよ!」
「なんでそうなるんだよ……、いや、嘘です俺が悪かったです御節下さい鑑家の御節とかそんじょそこらの御節の100倍豪華だし年に一度しか食えないし、いやー本当に反省したお年玉とか言わせた俺がマジ悪かった」
「分かれば良いんだよ、分かれば」




:アークと時姫
「あれ、何の茶番よ」
「今年も楽しそーだね」
「結局、海良は何をしにきたのかしらね」
「御節渡しにきたんだってー、で、お年玉はくれないらしい」
「そのついでに初喧嘩なのね、分かったわ」
「時姫は僕にくんないの、お年玉」
「女子高生に金をたかるんじゃないわよ、馬鹿」




:みんな
「ちょ、お前ら行儀とかなんかねーのか! 食う前に座れ! とにかく座れ!」
「あ、ねえ黒梨くんもう食べ始めてるよー?」
「ちょ、待て待て待て雑煮が来るのぐらい待てって、ああもう!」
「海良ちゃん家の御節ほんっとすごいね、あたし今年ちゃんとアパートで元旦迎えて良かった!」
「黒梨の雑煮が少しみすぼらしくみえるわね」
「うっせーな、庶民派なんだよ悪かったな海老とか入ってなくて!」
「まあ黒梨はお金持ちじゃないからね」
「アークテュルスお前そこ引っ張んなよ」

「ほらほら沢山あるから思う存分食べな!」
「ちょっと、僕の伊達巻食べたの誰ですか」
「慎が放っておくのがいけないんです、ほら栗きんとんで我慢なさい」
「なんで愛も慎もお互いの皿から食ってんだおかしいだろ」
「やだなー琉夜やきもちですかー? かっわいいなあ。でも御生憎様僕と愛はらぶらぶで……」
「慎そんなことばかり言うとそのくわえたままの箸が喉に刺さりますよ、私の手がついつい滑って」
「あー、りゅーちゃんこのかまぼこ貰うよー? ついでにこの昆布巻も」
「お前もか!」




:天藾とアーク
「仲良しそーで何よりだよねー」
(なんだその目)
「いやー? いことは御節も食べず僕の中にヒッキーなんだなあってだけー」
「このヒキニート」
(アークてめー誰に習ったその言葉!)
「新年なのにねー」
「残念ながら御節にキャベツはないけどね」
「残念じゃないし!」
(アークお前そのネタ好きだな)

(以上新年のターン)





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