会話集(思謳)2 | ナノ
:過去会話集
:壮絶雑多!



:いことと小松
「あー、天藾先輩」
「……んだよ」
「あ、今日はいこと先輩なんすね」
「わりーか」
「いーえ、俺は他の先輩に用事で来てるんで」
「あっそ、」
「めぐちゃん先輩居ますかねー、部費会計の関係で先生が呼んでるんすよ」
「めぐちゃん先輩て」
「祇園部長のことすけど」
「……お前、ネーミングセンスねーな」
「ぷぷー、祇園てしか呼べない先輩に言われたかないっすよーだ」




:いことと小松
「やっだなー天藾先輩ってばー、めぐちゃん先輩はくそ可愛いすよ」
「あの無愛想高飛車の、どこが!」
「あっは、天藾先輩がそーゆってたーって、めぐちゃん先輩にちくっちゃおーかなー」
「はっ、勝手にしろ」
「おー、先輩目逸らしましたね? はっはん俺の勝ちー」
「……なんの勝負だ」
「めぐちゃん先輩は俺がもらいますからね、遠慮なくー、的な!」
「なっ、は、ぁ?」

(譲葉小松、16歳)
(趣味:先輩をからかう)
(特技:めぐちゃん先輩に恋をする)




:メールでツンデレ
:美術部
「ゆずー今日ー部会ー」
「え"」
「迴先輩からーメール来たじゃんかぁ」
「……、……。……はっはっは、わかってるさめぐちゃん先輩はツンデレなんだろ!? なんだよな!?」
「あ、メール来なかったんだ」



:そこにいてもツンデレ
:美術部
「迴せんぱーい、ゆずがグレてます」
「あらまあ困りましたわね放っておきなさいな」
「全っ然困ってないっすよね、めぐちゃん先輩」
「別に譲葉さんの口数が減ることには大いに賛同ですもの」
「先輩ツンデレすぎ」
「部長、なんで譲葉にだけメール送らないんだよ」
「……たまたまですわ、たまたま」
「って今回で記念すべき10回目っすけどね!」
「ゆずの『ゆ』が、電話帳で最後の方だから見落としがちなのかもよ?」
「俺は名字渡会だけど忘れられたことないよ」
「渡会先輩も何故俺を追い詰めるんすか……めぐちゃん先輩は無意識ツンデレって脳内補完しか救いが見当たらないっす」

(デレどこいったか俺にレクチャープリーズ、そこのお姉さん!)




:慈草となこと
「すーきーでーす」
「何回目だ」
「毎日だからなあ、もう100は越したよ」
「飽きないのか」
「飽きないよ、好きなんだもん」
「私が飽きる」
「じゃあ愛してるに変えちゃう?」
「……アホ、か!」

(取り敢えずそんなちょっと赤面な君がやっぱ好きです大好きです)




:里々と鵺
「会長!」
「おや、鵺、キミ今日は一体どうしたというのさ、セーラー服だなんて。改造で明らかにひらひらが増しているし長さが逆の意味で規定外だけれど足が細いから見る分には満足だね、って痛い痛い痛い大丈夫大丈夫だって俺しか見てないよ」
「趣味、伝聞、噂」
「なんて噂が流れているんだ大概天藾と葛と相場は決まっているから後程個別に絞めてやろう。いや、まあ確かに好きだよ、制服プレイも悪くない。大体俺は可愛い女の子のコスプレが好きだしね、体育着萌えも譲れないけれど……いや、わかってる、わかってるってキミが体育を頑張ってあれだということぐらい。大丈夫だよそういう欠点こそドジッ子アビリティだろう?」
「会長、嗜好?」
「勿論、ドジッ子もストライクです」

(と言うか俺に頑張るキミがストライクですとか思ってるのばれたら今度こそ洒落にならない噂がたつな)



:慈草と鵺
「匂坂、入るぞ」
「立入禁止」
「煩い知るか誰がこの図書館棟の使用を可能にしてやってると思ってるんだ」
「……傍若無人」
「何とでも言えば良い。私はお前と一雨が借りたきり返ってくる気配の見られない江戸川乱歩全集の回収に来ただけだ」
「何故突然」
「今なら一雨も居ないからまた延滞されることもないと思ったからだが、序でに言えば私がそろそろ乱歩を読みたかった」
「策士……自己中」
「此処まで待ったという優しさを買って頂きたいものだが……、さて、お前も手伝え、全集全巻溜め込みやがって」
「体力皆無」
「問答無用!」




:いことと昴
「天藾いこと! ニュースだぜ!」
「どうしたかよ、か、いちょ……じゃねえ、部長」
「そうそう部長って呼べよ! いつかパソ部まで昇格して部費せしめんのが俺の夢だ」
「……で、新しいノートを買う、と」
「パソ部専用のノートが必要だと思うんだよな! アレとかソレとかコレとか保存のために」
「あ、いやお前の願望はいいや、ニュースなに」
「ついに! お前の言うとおりにやったら学校のプロテクトがはずれました!」
「……あー、なんだよあれまだやってたのかよ」
「やってたさ! ついでに勝手に学校のアドレスでニコニコのアカもとった」
「……、……。んなことばっかやってっから万年同好会なんだろうな、やっぱ」

(むしろよく廃部にならないもんだ)
(廃部にならないじゃねーよ、廃部になってもめげないだけだからな!)
(猛省しろお前)




:物理レポート
:みんな
「野棚さん、物理レポの評価いくつ?」
「40」
「うっわ、規定内満点じゃん。本当に文系?」
「そうは言ってもお前だって30とかそこらだろう」
「ま、ねー」
「らしくないとは思うが」
「いことがギリギリまで忘れてた30分クオリティだから仕方ないよ、動画音声編集と同時進行だったし、1分1点てすごくない?」
「あほか」
「はっはーん、天藾いことは実に馬鹿だな! 俺なら其れでもやってのけるぜ、真っさらなワード一枚からな!」
「お言葉だけどパソコン同好会部長、キミはただ単に物理室のパソコンからワークシートのデータを持ち帰るのを忘れただけでは「うわぁああ一雨やめれ!」」
「ちなみにそんな俺は20点」
「会長、及第点」
「鵺については聞かないでおいてあげた方がいいだろうと思うのだけれど、実際のところキミは俺と一緒に進級してくれるのかな」
「十八点、負」
「匂坂嘘だろまさかのマイナス18!?」
「鵺にしては頑張ったと誉めて頂きたいところだよ、本当に酷いときは「会長、沈黙」、はい」

「あら、皆さんお集まりでどうなさいましたの?」
「物理レポについての反省会と言う名の傷の舐めあい真っ最中だが、恐らく祇園、お前が来ると、」
「あらぁ、いやですわ。あたくし別に今回は78程度ですわよ?」
「約百点差」
「鵺、気にすることはないさ。まず満点は40だからな、実際。俺の4倍だけれど」
「あー怖! マジなに、オバケいたよオバケ!」
「お前しかも家にPC無いくせによくやったな……、最近パソ室に来てたのはそれかよ」
「天藾さんが隣で必死に学校のプロテクトを掻い潜り、某巨大動画サイトに向かっている間のことですわ。時間は有意義に使いませんと」





(残りぜんぶ図書委員)

:classic(古典、名作、第一級の)

「第一級の」
「くらしっく」
「他の意味は」
「古典、めーさく」
「綴りは」
「つまり昔のものは良かったってことだよね」
「昔から今にも伝わるものは良いものだってことだろう……、で、綴り」
「classic、k?」
「違う、kはいらない。お前それじゃクラス病だぞそんなに教室恋しいか」




:reputation(名声)

「……リピテーション? 繰り返しのパターンのあれ?」
「それ美術」




:intellectual(知的な)

「知的な」
「intelligence」
「違うそれ知性」
「知らんもうそんなん知らん」
「お前我儘か」
「同じようなもんじゃん?」
「違う。名詞と形容詞との違いがある」
「そんなんフィーリングでなんとかしたらいいよ」
「なんとか出来るならお前一人でやれ」
「で、正確はなんなの」
「intellectual」
「インテリまで一緒だよ!? 同じでいいよもう!」
「勝手言うな」




:translation(翻訳)

「翻訳」
「とらんすれーしょん」
「綴り」
「transration」
「はい違う」
「え!? 何処」
「trans“l”ation」
「なにRとLの違いってなにどっちでもいくない?」
「いくない。日本語でいう“い”と“ゐ”の違いみたいなものだろう」
「違うよ! 日本人、ゐってこんな多様しないよ!」
「……とりあえずお前は英語にケチ付けられるほど偉くない、ほら覚えろ」
「こないだも……間違えたし……LとRて」
「仕方ないな、必勝法を教えてやろう。発音するときに、上顎に舌がつくときは、Lの場合が多いんだ。わかりやすいだろ」
「わかるかそんなん!」




:chore(退屈な仕事、日常の雑事)

「ねーこの本どこの棚ー?」
「奥の方に文庫の特設があるからそっちに移動してくれ」
「あいりょーかい」
「で、終わったらこっちのカード整理と栞のまとめと入館者調査」
「うへー、これぞchoreですね」
「賢いふりすんな」
「ひど」
「……退屈、か」
「あ、いや、まあ超面白い! とは思わないけど……、でも嫌いじゃないよ」




:track(辿る、小路、跡を付ける)

「track」
「……トラック? 車の」
「違う、それtruck」
「えー、それ野棚さんの発音がわるいよ」
「お前にだけはいわれたくないな」




:fundamental/foundation

「基本的な」
「fundamental」
「では、基礎、基本」
「foundation……ってさあ、なに、なんでUとOUなの、合わせなよおかしいよ」
「いちゃもんつけんな、語源が違うから綴りも発音も違う、」
「わーかーるーけーどーさー」
「foundationはfound、創立する……という動詞の名詞形」
「うう……」
「fundamentalはfund、基金、資金、の名詞から来て、形容詞に変えたものだ」
「なんで違う語源なのに発音にてんの」
「似てると思うのは日本人が日本語慣れしてるからだ。向こうからしたら橋と箸みたいなもんだろ」
「絶対違う……」
「いいから諦めておぼえてしまえ、悪足掻きは無意味だお前の力で英単語は変わらない」
「もう英語なんかきらいだあああああ」




:dedicate(捧げる)

「dedicateの意味」
「dedicate、の、diってやなひびきくない」
「発音が悪い」
「ででいけーと」
「発音が悪い!」
「取り敢えずDの音があれだあれ」
「で、dedicateの意味は」
「デリケート?」
「お前そのLの音をどこからもってきやがったのか説明しろ」







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