仄暗い | ナノ

I was fascinated by the dark ocean

陰鬱な彼
命の花束
嘘と涙月
陰鬱日和
月夜の愛
仄暗い海

宵闇を纏う
清んだ魔物
甘美な誘惑
愛を奪って
過ぎ去る影
別れの傷み
眠れない夜
眠らせぬ夜
残月を纏う
別れの傷み
夕闇ダンス

凍り付く笑顔
溺れる深海魚
罰を待ってる
消えゆく貴方
死に急ぐ少女
溶けて消える
圧倒的浮遊感
死に走る少年
ぐっばい世界
チュドンの墓
死の味がする
欠片にお戻り
形はもうない
切り裂く薫り
終末メモリー

さよならの慟哭
永遠は叶わない
贈り物に含む毒
消えるぬくもり
心音も感じない
だから、どうか
私を探さないで
立ち尽くす墓前
もう動けないよ
秘め事は海の中
許されない永遠
漠然とした不安
健気なままごと
文学少女の憂鬱
文学少年の憂鬱
きっと嘘だった
キスの後の残香

崩壊するシナリオ
スーサイドシティ
遠くへおいてって
血まみれメアリー
屋上から逆さ吊り
死の味がする柘榴
心だけは僕のもの
逢魔時に星屑一匙
惑星までの小旅行
今宵閉幕する人生
執着には至らない
崩れ去った境界線

終焉で踊りましょう
正直な愚か者でいい
僕の心が有るうちは
狭い世界を貴方だけ
生き急いでいた彼女
夕陽に伸びる影法師
運命は奪い取るもの
痛いのは嫌でしょう
基本的にはみな憎い
きっと誰も祈らない
君が誘う破れぬ呪い
君を助ける4000日目
君を失うだけの物語

繰り返しの世界を歩む
ベッドサイドで語る愛
思考の止まる午前二時
君だけがいない日曜日
倫理なんて脱ぎ捨てて
私はもう、いないから
目に沁みる酷い夕焼け
忘れ去られた流浪の民
跡形もなくなくなって
誰も覚えていないもの
海に沈んでさようなら
カラスが愛を殺すため
夜はきっと僕が嫌いだ
優しい悪魔が微笑むの
企む僕らの終わらせ方
眠りたくない夜の願い
早く終りにしておくれ
どうせ今が駄目ならば
今宵死にゆく聖女たち
冗談だって禁じ得ない
鏡合わせの世界だから
理想だけで形成したい
傷つく背中も愛おしい
金星までの遠い道のり
君の過去は死んだまま
だって春にはなれない
まだ一番にはなれない
死する彼らのA to Z

僕らの足跡が消えるまで
この身に纏うは君の香り
貴方の声が私を形成する
折れた翼は戻ることなく
地図に載らないその村は
仄暗い海に、魅せられた
真っ逆さまに堕ちて往く
優しくしないで側にいて
あなた一人が邪魔なだけ
憂鬱な毎日にさよならを
孤独、なんてものは別に
ららばいばいばい子守歌
檻から出してあげるから
それでも貴方は死を選ぶ
愛情ほどの飾り物はない
許して欲しいの今夜だけ
私が織りなす君との破滅
僕の手の届かない所まで
湖の底に沈む貴方の残骸
きっと救えはしないから
僕は君と共にあるのだと
眠ったように生きている

未来は止まったままなのに
もう一度だけ輪廻に戻して
ならば満月に誓いましょう
貴方のことが忘れられない
魂ならば差し上げましょう
いつか世界は死を形成する
知らないふりは得意だから
どうしてこんなに僕ばかり
小鳥に突き立つ歪なナイフ
貴方は私の傷口を抉る悪魔
二人ぼっちで世界を去ろう
ひとりぼっちのままでいい
一生一緒が良いでしょう?
君を理解しない世界が悪い

大事なものほど傍にはいない
絶望に犯されたって君がいる
愛した日々を消してしまおう
笑顔で看取って忘れ去ってね
愛くるしいテディベアのよう
過ちは誰にでもあるだろう?
いつかそうして独りで死ぬの
優しさなんていらないからさ
これじゃあ夢も見れやしない
すべてを捨てた、はずでした
脆弱な君の欠片をを集める旅

どうしようもなく死にたくなる
ひとりぼっちは慣れっこだから
君の回りで人が死にすぎている
そんな日々を抜け出したいだけ
随分と酷なことを言うのですね
どうして僕を置いていくんだい
ララバイバイバイ夢は見れない

あぁ、君はまた死んでしまうのか
論理的思考なんていらないからさ

この世のすべてが憎いって瞳をしてる

君がそう望むなら悪役だってかまわない
だってこんなにも僕を苦しめるのだから

あぁ、結局この人も、誰かと僕を重ねて見ていただけなんだ。
副題もお使いいただけます
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