連想、連続言葉お題 | ナノ

連想、連続言葉お題


野薔薇のような凛とした彼
くじらの雲よ空に揺蕩う
二千年の時を綴ったぼくらの日記
倫敦行き1780年の切符
閉ざした瞳、もう一度
苦渋の決断ぼくは君を、
プログラムされた感情以外の何かをもって
一方的な恋愛ごっこ
並行世界の使者となれ
受け止めきれないでしょうぼくのあいじょう

宇宙を宿して輝く瞳
気紛れだとしても対等な関係
うしろめたさの反動
うつろい往く季節の中でも君を探そう
手品じゃないわ魔法なの
無限に続く迷路に光り
一等星まで届かない祈り
命名する感情
うわべだけの愛でもかまわない
群青色の宝石になれ

朝焼けとともに君と織りなす愛しい日曜日
さよならの夕暮れ金曜日までまたあなたを待つわ
非現実空間を生み出す僕の白昼夢
色鉛筆でぐるぐるとカラフルに描くぼくらの明日
銀のスプーンで宇宙を攫って呑み下してしまいなさい
君がいない水曜日に何の用があるというの
薄暗い病院おばけなんてないって僕に言ってよ
カタコトカタカナ発音で君に伝えるぼくの愛情
君の心臓が閉じ込められた花柄のパッケージ
君と噛り付くハーフサイズのピザについての考察

使い古した油絵具とパレットで大きなキャンパスに描く夢
鍵盤で奏でる彼への鎮魂歌
コンクリの壁スプレー缶で描く未来に救いを齎せ
宇宙を模した真空パックに詰め込む翡翠
君とぼくを結ぶ電報を海の向こうまで届けて電波塔
流し込んでピニャコラーダ淡い思い出は胸の内に
君の生死についてのサンプルを未来の僕に託しておくれ
背中に差し込む螺子巻きでぼくの時間を動かして
胸元にでも飾っておいて素敵なあなたに贈るロゼット
囁く様な呻きに快楽を君を殺めるプトマイン

甘い甘いレモンキャンディーで虫歯なってしまえと呪う
だってあの子が悪いのよなんて嘘泣き上手なお嬢様
バラの花束携え浚い奪うは君と唇
君の笑顔は手の届かない距離
僕の分だけ足りないブルーベリータルト
紅い斑点愛しい君へ誕生祭を夜空に祝う
蝋燭の揺らめく焔のような
願い事一つ叶いやしないこの世界で
もう一回だけ祈るとすれば
嘘吐きなぼくと弱虫なきみ

死に急ぐぼくらの千年日記
宵闇に浸った絵本のように
いっそこのまま終わりにしようか
やがて僕らは星になる
憂鬱な日々を狩る悪魔
"kiss me!" "Shut up"
虹の麓に君の棺を隠そうか
シャンゼリゼまで花束抱えて
鶯の鳴く春麗らかな日のこと
怠惰を宿した瞳の持ち主

夕暮れを見つめるちんあなご
鳥籠の中愛しい君は衰弱死 これでやっと僕のもの
骨の髄まで君を喰らおう
宵闇に吸い込まれるシリウスの微笑み
遠い世界で僕は君の視界を染める
粗末な祈りで大往生した前世の敵(かたき)よ
紅茶で温まれるのなら傘はささない雨降りの午後
幾重にも重なるペルソナを剥ぎ取って夜空の星にしてしまおうか
涙は宝石のように君の世界を彩る悪魔
緋色の折鶴に祈りを込めて

夏に君を連れ去る悪夢
アメジスト色の瞳を揺らして泉の畔で愛を叫ぶ
さん、にい、いちで世界から逃げるあなたのお手を拝借
ひつじたちの楽園で眠る君は安らかに
夕暮れに染まる桜の木の元戻らない時間を旅する二人
君と大好きを分け合いっこした夜空
一等星にも見劣らない冬の澄んだ流星群
永劫輝くシリウスに捧げる祈り
喩え話に傷ついたフリして涙なんて流さないでよ
微笑みを携え君臨する女王のように

負けたら最後逃げるなんて許さないから
血も涙もないのだと貴方は僕を嗤うのか
全てを攫っていいからさ
最期の言葉は消えてゆくのか
偽りの仮面で踊って
君と駆け抜く深夜のモスクワ
瑠璃色の瞳で射貫いた深夜二時
終末の世界で微笑む二人
紅藍花を食む君の心臓
キスより即効性のある呪い

逃げて、僕の手の届かない世界まで
感じていたのはただ哀しさだけ
さぁ、王手まではあと一歩
揺蕩う小舟で運ぶ魂
バイエルンに沈むお月様
てんで話にならない恋愛劇場
沈黙するガーネット
"Don't worry.We are together, even if we die."(心配しないで。僕ら死んでも一緒だよ)
類似する転生輪廻に関する考察
月夜に誓う不誠実な彼

史実に基づく恋愛悲劇
とろけて消えて星空へ
どうにも覆せない運命
幾重にも紡いで祈って
何時までも子供の世界
戦い方を忘れた狼
太陽の沈むところを知らない彼ら
苦痛を伴う明日について
いづれ砕ける恋心
もしもがあれば涙はいらない

泣いて月夜に連れ去って
二度と大地は踏み締めない
深淵までも貴方と共に
玉座の残骸虚ろな躯(むくろ)
正面堂々殴り倒してあげますわ
膝ぐらいは貸してやる
最後の涙は見ないふり
ダイヤモンドダストに紛れて消えて
「君だけは感情のままに振り回して良いよ」
もう戻れないあの冬の君

注ぐ愛情あふれたグラス
レグルスのようには輝けない
突き放して光の届かぬ海の底まで
宵が飲み込む君の表情
月の下では咲けない青薔薇
値踏みする心臓
今宵すべての星々の光に哀悼を
灰被りの落としたガラスのお靴
生きるというのはさも面倒な
月夜が君を誑かす

雨が降る頃逢いに来て
埋めるはずだった僕のあれこれ
朽ち果てたのは僕の白百合
ルケティウスさえ払えぬ闇夜
慇懃無礼な私の天使
ただの永遠には誓えない
須らく与えられた運命
シリウスの見守る終焉

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苦し紛れに愛を吐く
類似しすぎた並行世界
つまらない世界ならリセットして
にぎやかばかりが天国じゃない
願い事、夜空に描いて
君と二人、最果ての地にて
前の人のお題を連想したり否定したり一語頂いたりしりとりしたまとめです
(カッコ)の中は読み方or(意)訳です。使用してもしなくてもどちらでも

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