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◆憂鬱気味な彼の本音
あなたの心を抉る刃になりたい
あまりにも世界がきれいで迷子になりそうでした
あの人は死んでしまったというのに、どうして私だけが生き残ったのでしょう
あなたを見つけるために生まれてきたのかもしれませんね
一人ぼっちにはさせないと、私は私に誓ったのです
死ぬときはみな一人でしょう
どちらが先に死んだって行きつく先は同じでしょうに
どうか優しく殺してほしいのです
君の瞳に写る最期の人になりたい
あの人は、私がいなくても生きていける
私はあの子がいないと生きていけないのに
彼は幸せに暮らしているのでしょうか。……まぁ、幸せならそれでいいのです
もう一度だけ会いたい、なんて贅沢なこと言いませんよ
あなたは後悔しないようにお生きなさいな
どうせ終りが一人なら、最初から一人でも一緒ではないか
風船に手紙をくくりつけて飛ばしたことがあるんですよ
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