ひとりこと | ナノ
2019/05/13 23:39100番代
魔法の効かない午前二時
→すべての魔法は効力を失い自分の力だけしかなくなる時間。ハッピーエンドにできるできないも君次第。
ふたりで世界を征服しようか
→夕暮れ、寮の最上階から見下ろす湖はひどく美しかった。隣で遠くを眺める君が唐突に言った言葉。「ふたりで世界を征服しようか。」まだ外で歓談する生徒の声が遠くに聞こえた。

200番代
明日は君の命日だっていうのにさ
→どうしてもお墓参りに行く気になれないんだ。
先生、教えてくださいよ
→ずるい大人は肝心なことは教えてあげないのです。

300番代
最果てまでの一人旅
→孤独と記憶を持ち物にして。
幸せの味がしましたの
→ふわりと口の中でとろけて消えてしまいましたけど。

400番代
あの日の夜空を忘れないで
→丘の上で見上げた星空。夜風が僕らの頬をやさしく撫でた午前二時。
獅子の心を持つ者よ
→世界で一番気高く孤独な王様へ。
背中合わせでさようなら
→どうか君の選んだ道が幸せで溢れていますように。

800番代
イニシャルだけを短く綴って
→不器用な彼がクリスマスプレゼントに付けておいてくれたメッセージカードに、イニシャルだけが書いてあった。
死ぬなら君の誕生日に
→「そうすれば君は嫌でも僕を覚えているだろう?」夕闇に包まれる庭園の中、君は微笑みながら確かにそういったんだ。

900番代
ガラスの靴は割れたけど
→幸せと未来は自分でつかむのよ、サンドリヨン。王子様が来ないなら迎えに行くわ。
Sorry,I love you.
→「ごめんね、君を困らせるつもりはないんだけど、それでも君が大好きなんだ。」

1000番代
少しでも記憶に残れたら
→一番になれなくてもいい。少しでも君の記憶に残ることが出来れば、それでも構わないんだ。



お気に入りたちでした。全部紹介しきれなかった……。もしかしたらまた今度紹介するかもしれないのでそのときはよろしくお願いします。
今更なんですけど、1000番代っておかしくないかなって。そんなことないか……?もう何回か表示の調整します。
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