此処に2人の男がいる。一人はロロノア・ゾロ、12歳の男の子。もう一人はサンジ、19歳の健全(?)な男性。
実はこの2人、密かに恋仲だったりする。サンジは無類の女好きだったがゾロに出会って恋に落ちた。
それからはゾロ一筋で女遊びなどしていない。故に、サンジは禁欲生活を強いられている。
付き合い始めてから3ヶ月が過ぎ、サンジの理性も限界に達しようとしていた。
―――――…‥
「なぁ サンジ…」
「ん〜 どうした?」
「俺の事、好き?」
「あぁ。勿論」
「そっか…へへ//俺も大好きvV///」
(可愛い過ぎるよ、お前。煽ってんのか?ι)
「なぁ…キスして?//」
服の裾を掴み、頬を染めて強請られれば拒否など出来る筈がない。サンジは飛びかけた理性を掻き集め、ゾロの額に軽くキスをした。
だが、体を離してもゾロは掴んだ手を放さない。
「おでこ…」
「ん?」
「こっちが良い」
「ぃゃ、それは…ιι」
ゾロは自分の口を指差しながら目を瞑った。サンジが狼狽えているとゆっくり目が開かれる。ゾロは伺う様な少しスネた様な顔でサンジを覗き込んだ。
「…サンジ?」
「また今度、な?」
「イヤダ!今!!」
(あ〜もぉっ!今だと押し倒しちまいそうなんだよ!!)
「サンジ…」
(んな顔すんな…!)
ゾロは切なげな表情でサンジににじり寄っている。後退りしていたサンジも、潤んだ瞳で上目使いに見つめられ生唾を飲んだ。
「して?」
「…も、我慢利かねぇぞ」
「ぇ?……んん!!??」
サンジは半ば強引にゾロの口を塞いだ。舌で唇をこじ開け、歯列をなぞる。暫く口内を味わっていると、鼻から抜ける様な声が聞こえてきた。
唇を解放して首筋へと口付けを落とす。舐め上げ耳を食みながらゾロのシャツへと手をかけた。
裾から手を這わせ、サンジはゾロの肌を余す所なく撫でた。
始めは堪えていた声も次第に漏れ出し、服を脱がされた頃には部屋中にゾロの甘い声が木霊していた。既にプックリと膨れた胸の突起を擦ると一際高く鳴いた。片方を指で、もう片方を口に含み舌で転がすとゾロの躰はビクビクと反応を返す。
「んあ、ぁっ…// な‥に、コレ……ゃぁ」
ゾロは初めての感覚に酷く困惑している。何が何だか分からず体もいう事をきかない。サンジの指に、舌に、熱に浮かされるばかり。
サンジは空いた手で腹筋に触れ更に下へと滑らせた。パンツの中へ忍ばせ下着の上からゾロの逸物をやんわりと掴む。兆しているソレを強弱を付けて揉めば硬さが増した。
パンツと下着を脱がせ露にすると、ソレはふるふると次を待っているかの様。サンジが色付いた声で囁くだけでもピクリと震え、先から甘露を溢す。
「ゾロ、凄ぇ可愛い」
「ん…ふぁ///」
「なぁ‥コレ、食べて良い?」
サンジは返事を待たず、手を沿えると躊躇なくゾロのモノを口に含んだ。
「ふぅ//サ‥ジ、何し…んあ?!///」
「ん…美味し……」
「そ、な…吸っちゃ‥ゃっ!///」
割れ目を舌で突かれ、甘く噛まれたゾロはサンジの口に精を吐き出した。全てを飲み込みサンジはゾロに口付けた。舌を絡ませながら手を奥に進める。指先が蕾に触れるとゾロの躰が強張った。
入り口を撫でつつ舌を吸い上げる。力が抜けた頃に少しだけ指に力を入れた。愛液や唾液で濡れた指は抵抗なく入っていく。ゾロはその異物感と圧迫感に力が入り、サンジの指をキツく締めた。
「ゾロ、力抜いて」
「無理…!!痛ぇよ……」
サンジは再び口付けた。意識を散乱させ指を更に奥へと進めていく。
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