日記SS | ナノ

ちょっとだけわがままを言わせて


*下品!
シモの話って言うかシモの世話の話寄り、う●こを連呼してしますそして本文では伏せ字にすらなってないです



■□■


「   ──────、と言う事で銀さん今日1日赤ちゃんとして生活するわ」


言うと瞠目した6個の眼が、新八と神楽と定春までが、うわあ…、と可哀想な奴を見る眼でこっちを見てきて、
ちょ、何その眼!何その侮蔑を含む眼差し!お前等何も言ってないけどそして銀さんエスパーとかそんなんじゃ全然ないけど、そりゃエスパーだったら最高だよ?だって照れ屋の新八の感情筒抜けじゃん最高じゃね?、びしびし伝わってくるからね!手に取るように分かるからね!
そのままふいっと逸らされた。
え?え?何?何無視してんの、お前等。いくら銀さんが立派な大人の男っていっても傷付くからね、ブロークンハートだからね
今日の定春のうんこスッゲーでっかかったアル!って神楽ぁぁぁ!女の子がうんことか言うんじゃありません!じゃねーよ!聞こうよ人の話!
もー神楽ちゃん、きちんと処理してきた?ってお前もかぁぁぁぁ新八ぃぃぃぃぃ!愛しの恋人無視して何で犬のうんこの話してんですかコノヤロー!
大丈夫アル!公園の主に供えてきたネ!かかかか神楽ちゃん!?今ごろ泣いて喜んでるネ!あのグラサンマダオ!違うから!違うからね!それ公園の主、はそうかも知れないけど駄目だから!泣いてたとしてもきっと違う意味だから!ホント立派だったアルーなっ定春!今度は持って帰ってくるヨ新八にも供えてやるネ!いらねーよ!!!!
ちょっとぉぉぉ今銀さん話してたでしょーが!定春のうんこの話なんて誰も聞きたくないから!ちょっと想像とかしちゃうから!うえってなるから!


「何無視しちゃってくれてんのぉぉぉお前等!銀さんは空気ですかコノヤロー!最高の褒め言葉と受け取るからなー!」

「え?何ですか?」

「銀ちゃんも欲しいアルか?」


勝手に無かった事にしてんじゃねーよ!何、綺麗に元に戻してくれちゃってんの!
あといらないから!因みに新八に供えられたら流石に銀さん近付かないから!流石にうんこ臭する新八は無理だわー銀さん
あ、神楽ちゃん、今度持って帰って来てくれる?ハイヨー!新八ぃぃぃ!?何嫌なの?嘘だからね!それでも銀さん新ちゃんに抱き付くから!愛の力は偉大なんだよ!


「今、CMで流れてたんだよ、今日は赤ちゃんの日だって」

「だからって何であんたが赤ちゃんになるんですか?馬鹿なんですか?」


まあ、知ってましたけどね
ふうっと新八の可愛い唇から全く可愛げのない眼に見えてしまいそうな盛大な溜息が吐き出された。
新八ぃぃぃぃ!?あれ?眼が霞んできたんだけど。銀さん鼻の奥ちょっとツーンとしてきたんだけど


「銀さん今日誕生日なんだから良いだろーが」

「何言ってんですか、1年中仕事もしない探さないで家でテレビ観てジャンプ読んで好き勝手してる人が、 それに祝って貰えるだけ感謝でしょーがアンタの場合。自分の前見ろよ、いちご牛乳とケーキ与えてやってるだろーがクサレ天パ」


あれ?新八くん?もしかして銀さんの事嫌いなの?何かさっきからズキズキしてんだけど、心臓痛いんだけど
おかしいな、やっぱり眼の前が霞んでくる


「で、赤ちゃんになってどーすんですか」

「新八っっ!」

「ウザいです、天パ」


何だかんだ言って新八は優しい、その嬉しさまんまに抱き付こうとしたらぴしゃりと閉められた。
飴と鞭ですかー


「赤ちゃんプレイしたいアルか?銀ちゃん」

「かっ神楽ぁぁぁぁ!?どこでそんな台詞!」

「うるさすぎてキモいアル。さっさと答えるヨロシ、したいアルか?」


いやいやいや、こう何て言うの?万事屋のお母さん的な?ぱっつあんに甘えたいってゆーか?甘えさせて欲しいってゆーか?甘やかせて欲しいってゆーか?甘く接して欲しいってゆーか?だから違うからね、赤ちゃんプレイとかそんなのは微塵も考えてないって言うか‥───うん、したいよね、いいよね赤ちゃんプレイ
だって銀さんも大人の男だからね、そして銀さんわりとってかかなりのSだから、羞恥に染まる新八、良いね!最高じゃね?
おしゃぶりとか哺乳瓶に涎掛けとか?赤ちゃん言葉は外せねぇよな、
銀さん本当に言うの?ホラ言ってみな?ぎ、ぎんさん、だいちゅき…ぎゅってちてほしいんでしゅ
可愛くね?コレ絶対真っ赤だから!もう新八赤くなり過ぎだってくらい真っ赤になってるはずだから!
ミルクは、銀さんのミルク飲ませてやろうか、とか?あれこれはちょっと違うか、


「やっぱりヨ。銀ちゃんは赤ちゃんプレイがしたいアル、顔がニヤニヤしてるネ」

「銀さん」


にっこりと新八が笑う。
あれ?何この雰囲気?ちょっと良くね?甘くね?
仕方ないなー銀さんは。でも誕生日ですもんね?って新八ぃぃぃぃぃ!
飛び付こうと両足裏に力を入れる。


「焦らなくても大丈夫ですよ、だって銀さん、」


1日はまだまだ長いんですから、……?


「僕達の中では1番先に産まれてますから」


あれ?雲行き怪しくね?


「今しなくても近い将来、介護して貰う様になったら好きなだけ」

「ちげーよ!違うからね!そっちじゃないから!それに銀さんは介護なんて必要ないから!一生現役だから!一生新八を抱き続けるからね!」

「ななな何言ってんですか!」

「嫌とか言っても銀さん聞き入れねーよ?」

「い、嫌とは言ってないじゃないですか…!」


新八好きだとか言って抱き付く銀時を戒めながらも新八が心底怒ってる様子も嫌がってる素振りなんてのも、ない。
背中に触れる手は優しくて
アイツ等、完っっ璧にアタシの存在忘れてるヨ、困ったもんネ。これだからバカ夫婦はイヤアル
何処からか取り出した酢昆布をくちゃくちゃと喰べながら神楽は定春の頭を緩く撫でた。



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銀さん誕生日おめでとぉぉぉぉぉぉきびうんこー!
初めて書いてみた銀新小説がこんなのってどうなの
夜のテンションのまま書き連ねたから仕方ないよね、うん夜のテンションって怖いからね魔物だから夜のテンションって、ホント怖いわー
(2011.10.10)



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