*全編会話文
■□■
「 山崎。テメェに侵入捜査を言い渡す」
「は、ぁ…」
「沖田隊長、コレ書きませんか?短冊」
「何の為にそんなの書かなくちゃいけねェんでィ」
「いいじゃないですか、今日は七夕ですよ」
「それがどうしたんでィ。あと10分でそれも終わりだろーが」
「だからですよ!駆け込みでも良いじゃないですか逆に目立ちますって!やっぱり七夕って言ったら短冊に願い事書かないと!」
「勝手に書いてりゃいいだろ」
「えーノリ悪いなぁ、沖田隊長…」
「誰に向かってそんな口利いてんでェ!分かってるんだろうなァ」
「ひぃぃぃ!!!ご、ごごごめんなさい!ででででもっ!ホラ書きましょうよ短冊、織姫も彦星もそう言ってますよ!」
「架空の奴等に興味はねェんで」
「ああっ!待って下さいよ!ちょ…って、あ!」
「 総悟っっ!!!」
「あれ?土方さんじゃねェですか。どっから湧いてきたんで?」
「テメェ何で短冊書かねぇんだよ!山崎が進めてるだろーがっっ」
「だから興味ないって言ってんじゃねェですか。──それで何で土方さんが怒ってるんですかィ」
「っっ!!! 知らねぇぇぇぇ!!!!山崎!テメェ覚えてろぉぉぉ!!!」
「え?え?副長───!!?」
「 山崎、何か知ってるだろィ。吐いた方が楽になるぜ」
「え、あ…それ、はですね、」
「 ──、土方さん」
「あ?何だ総悟」
「強がらなくても良いですぜ。もう山崎が吐きやした」
「あンの、馬鹿崎っ!」
「有難うございやす」
「な、にがだ」
「またまた。隠さなくても良いんですぜェ」
「知、らねぇよ!」
「土方さん。おれ、織姫にも彦星にも願う事なんてねェんでさァ。願うのはアンタにですぜ」
「 ‥‥‥っ」
「アンタが欲しい、ただそれだけでさァ。こんなのアンタの意志じゃなく叶えられたって嬉しくも何ともねェんで」
「 っ、そんなもの。叶えてやらねぇ、事も無い」
「好きですぜィ。土方さん」
「 ───もう、8日ですねィ?」
「っ、‥‥総悟、誕生日おめでとう」
「はい、有難うございやす」
──副長、が。明日隊長の誕生日だからって。欲しいの探って来いって。七夕とか使って何が何でも聞き出して来ないと切腹させるなんて職権濫用ですよ!副長怒って行っちゃったじゃないですか!もう!さっさと吐いて下さいよ!切腹ですよ切腹!
-----------
哀れ山崎。
って、コレ私何が書きたかったんだっけ?(←)
確か可愛い土方さん、だったハズ。ええっと違ったか、な?あれ?沖田さんの誕生日の並び、素敵ですね。って事だったかな?
何はともあれ、お誕生日おめでとう沖田さんっっ!!!って事で。
(20100708)